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GARDEN JOURNAL

外構見積もりのぼったくり見抜き方7選|新築外構で損しないコツ

外構コラム公開 / 更新
外構見積もりのぼったくり見抜き方7選|新築外構で損しないコツ

「同じような外構プランなのに、A社とB社で数十万円も違う」——新築の外構工事で相見積もりを取った方から、当店に最も多く寄せられるご相談のひとつです。エクステリアの見積書は専門用語と「一式」が並び、どこが高いのか一般の方には非常に判断しづらい書類です。この動画では、外構のノエル千葉木更津店の中島と、同じくノエルの店舗を担当する出演者2名が、実際にプランニングと施工を行う立場から「その金額、ぼったくりかもしれません」というテーマで、見積書のどこを見れば妥当性を判断できるのかを7つのポイントに整理して解説しています。この記事は当店編集部が、その内容を新築を計画中の方向けに再構成したものです。

この記事の要点

  • 外構見積もりは同じようなプランでも会社ごとに差が出る。まず確認すべきは諸経費の割合と「一式」表記の多さです。
  • 「一式」だらけの見積書は数量が見えず比較できない。残土処分などは数量と単価を出してもらうのが有効です。
  • 即決で大きく値引きする業者や、商品の割引率が定価に近い業者は、元の金額に上乗せがある可能性を疑いましょう。
  • 紹介や総合建設会社を経由するほど中間マージンと伝達ロスが増えるため、外構専門店へ直接相談するのが近道です。
  • ハウスメーカー主導の外構予算は現在の相場と離れやすく、間取りが固まる頃に専門店の見積もりを取ると安心です。
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なぜ同じプランなのに外構見積もりで大きな差が出るのか?

なぜ同じプランなのに外構見積もりで大きな差が出るのか?:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01工事の範囲02数量と単価03費用の内訳
考え方の図解|なぜ同じプランなのに外構見積もりで大きな差が出るのか?

外構工事の見積書は、建物本体の見積書と違って「決まったフォーマット」が存在しません。同じ敷地・同じ要望でも、会社によって項目の分け方も、数量の書き方も、経費の載せ方もバラバラです。だからこそ、金額差が「工事内容の差」なのか「上乗せの差」なのかが見えにくくなります。

動画では、金額差が生まれる主な理由として次の3つが挙げられていました。

  • 諸経費や中間マージンの載せ方が違う(工事内容は同じでも総額が変わる)
  • 数量の見積もり精度が違う(残土量や下地の考え方で金額が動く)
  • 商品の仕入れ条件と割引の見せ方が違う(定価に近い提示か、実勢に近い提示か)

逆に言えば、この3点を確認できれば、見積書の妥当性はかなりの精度で判断できます。以下、動画で語られた7つのチェックポイントを順に見ていきましょう。業者選びの全体像については、別記事『新築外構で後悔しない業者の選び方|木更津の専門店が解説』でも詳しく書いています。

チェック1:諸経費の割合が高すぎないか

チェック1:諸経費の割合が高すぎないか:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01含まれる作業02計算の対象03割合の根拠
考え方の図解|チェック1:諸経費の割合が高すぎないか

諸経費(諸費用)とは、現場で使う消耗品、ガードマン(交通誘導員)の費用、運搬費、現場管理にかかる費用などをまとめた項目です。工事に必ず必要な経費なので、計上されていること自体は問題ありません。

動画で問題視されていたのは、その割合です。工務店や外構業者の間では「工事金額に対してこのくらいが一般的」という共通認識があり、その水準を明らかに超えてくる見積書は要注意だと語られていました。動画では「普通に積算していればここまでは行かない」というラインがあると説明され、中島は「実際に諸経費の欄だけが突出している見積書を見たことがある」と話しています。

諸経費が不自然に膨らんでいるケースでは、そこに紹介料や、間に入っている会社・人の手数料が反映されている可能性があります。見積書を受け取ったら、まず総額ではなく「諸経費が総額のどのくらいを占めているか」を電卓で確認してみてください。数字が突出していれば、「この諸経費には何が含まれていますか?」と質問するだけでも、相手の姿勢が見えてきます。

チェック2:「一式」表記だらけの見積書は要注意

チェック2:「一式」表記だらけの見積書は要注意:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01施工する面積02数量と長さ03材料と施工
考え方の図解|チェック2:「一式」表記だらけの見積書は要注意

2つ目は「一式」表記の多用です。動画では「詳細分けがされていない〇〇一式は業界のあるある」と指摘されています。たとえば土間工事なら、掘削・残土処分・砕石敷き・ワイヤーメッシュ・型枠・生コン打設・仕上げと工程が分かれますが、これらがまとめて「土間工事一式」と書かれてしまうと、どの工程が高いのか安いのかを比べる基準そのものが失われます。

特に多いのが、タイル工事の範囲があいまいなケースです。「タイル工事一式」と書かれていても、玄関ポーチだけなのか、タイルデッキまで含むのかが読み取れず、数量の記載もない——そうした見積書を持ってご相談に来られる方は珍しくない、と動画では語られています。

「一式」がすべて悪いわけではない

「一式」がすべて悪いわけではない:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01施工する面積02数量と長さ03材料と施工
考え方の図解|「一式」がすべて悪いわけではない

ただし、中島は「一式が全部ダメというわけではない」とも補足しています。ごく小さな範囲のコンクリート補修のように、数量を細かく割っても意味が薄い小ロットの工事では、一式表記のほうが分かりやすいこともあります。問題になるのは、面積や数量の大きい工事が一式でまとめられ、どこまでの作業が含まれるか判断できないときです。

  • 下地(砕石・転圧)まで含まれているのか
  • 既存の撤去や処分が含まれているのか
  • オプション部材の取付費と資材費が分かれているのか

たとえばカーポートに照明やカメラなどのオプションを付ける場合、本体・オプション・取付費がすべて混ざって「カーポート工事」と一行になっていることがあります。そんなときは「細かく分けるとそれぞれいくらですか?」と聞いてみましょう。大きな金額の工事なのに見積書が1〜2ページしかない場合は、内訳を求めるサインだと動画では述べられています。プランの見方については『新築外構は提案内容をどう見る?自分たちに合ったプランを見極めるポイント【木更津】』もあわせてご覧ください。

チェック3:残土処分費が異様に高くないか

チェック3:残土処分費が異様に高くないか:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01掘削する量02運搬の距離03処分の条件
考え方の図解|チェック3:残土処分費が異様に高くないか

3つ目は残土処分費です。動画で「これの厄介なところは、お客様の判断がつかないこと」と話されていたとおり、外構工事のなかでも特に見抜きにくい項目です。

業者目線では、掘った土がきれいな土であれば処分単価は比較的抑えられ、ガラ(コンクリート片や石など)が多く混ざっていれば単価は上がります。つまりプロには相場という基準があるのですが、一般の方が提案書を見ただけで気づくのは難しいのが実情です。

ここでもチェック2の「一式」問題がつながってきます。「土工事一式」とだけ書かれていると、その現場から残土が何立方メートル出る想定なのかが分かりません。処分する土の量が少ない想定でも多い想定でも、金額だけを見れば同じに見えてしまうのです。

対策はシンプルで、「残土は何立方メートル出る想定ですか」「処分単価はいくらですか」と数量ベースで質問すること。数字で答えが返ってくる会社は積算をきちんとしていますし、他社との比較もできるようになります。

チェック4:即決で大幅値引きしてくる業者は危険?

チェック4:即決で大幅値引きしてくる業者は危険?:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01値引き前の仕様02値引き後の仕様03契約の条件
考え方の図解|チェック4:即決で大幅値引きしてくる業者は危険?

4つ目は相見積もりを極端に嫌がる業者、その場で即決値引きをしてくる業者です。中島は「値引きしてほしいと言われて即答で下げるのは、自分たちの立場ではとても難しい」と話しています。適正な単価で積算していれば、値引きは慎重にならざるを得ないからです。

逆に言えば、その場ですぐ大きな金額を引けるということは、最初からその分が上乗せされていた可能性を考えたほうが自然です。動画では「大きな金額をすぐ引いてくれる業者は、一度持ち帰って考えたほうがいい」と結論づけられていました。

もちろん、交渉自体が悪いわけではありません。値引きに応じる余地があるなら相談してみるのは自由です。大切なのは、「その場で決めさせようとする空気」に流されないこと。契約は必ず持ち帰り、内訳と工事範囲を確認してから判断してください。

チェック5:商品の割引率が定価に近い見積もりに注意

チェック5:商品の割引率が定価に近い見積もりに注意:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01商品名と型番02本体の価格03施工の費用
考え方の図解|チェック5:商品の割引率が定価に近い見積もりに注意

5つ目はエクステリア商品の割引率です。動画では「商品の割引がほとんど効いていない、定価に近い見積もりを見かけることがある」と指摘されています。よく使う商材であれば業者は仕入れの感覚が頭に入っているため、「この金額は高すぎないか」とすぐ気づけますが、一般の方には判断材料がありません。

問題は見せ方にもあります。定価から提示して「これだけ値引きしました」と示されると、実際には割高でもお得に見えてしまう。1社しか見ていなければ、その提示が基準になってしまいます。

ここでの自衛策として動画で紹介されていたのが、メーカーのWebカタログを自分で確認する方法です。現在は誰でもWeb上でカタログを閲覧できるため、採用予定の商品が決まっているなら、掲載されている価格と見積書の金額を見比べてみるだけで、判断材料がひとつ増えます。なお、当店では商品ごとの実際の価格は仕入れ条件やプラン内容によって異なるため、詳細は個別のお見積もりでご案内しています。

チェック6:中間マージンに気をつけろ/「なんちゃって総合建設」とは?

チェック6:中間マージンに気をつけろ/「なんちゃって総合建設」とは?:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01工事の依頼先02実際の施工会社03対応する窓口
考え方の図解|チェック6:中間マージンに気をつけろ/「なんちゃって総合建設」とは?

6つ目は中間マージンです。ハウスメーカー経由で外構工事を発注する場合、実際に工事を行うのは提携する外構業者であり、その間に管理費や手数料が乗るのが一般的です。動画では「知り合いに頼むルートでも、中間の費用はきちんと乗っていると考えたほうがいい」と話されていました。人を介せば手間がかかる以上、その対価が発生するのは自然なことだからです。

金額以上に見落とされがちなのが意思疎通のロスです。図面を描くのも、打ち合わせをするのも、実際に施工するのも外構業者。間に人が入るほど、要望が届きにくくなり、聞いていた話と違う仕上がりになるリスクが上がります。動画では「ラーメンが食べたいのに、カレー屋さんに問い合わせてピザ屋さん経由でラーメンを頼むようなもの」という例えで説明されていました。

中島の肌感覚として語られていたのは、同じ予算でも中間マージンが乗らない分だけ工事内容を充実させられるということ。オープン外構をご検討中の方であれば、屋根の規模を広げたり、デッキを大きくしたり、門柱を追加したりといった選択ができるケースがあるという実感が共有されていました。

資格も経験もない「ブローカー」に注意

資格も経験もない「ブローカー」に注意:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|資格も経験もない「ブローカー」に注意

もうひとつ動画で強く注意喚起されていたのが、いわゆる「なんちゃって総合建設」です。建築にも土木にも知識と実績のある総合建設会社は当然たくさんあり、そうした会社を通すのは良い選択です。問題は、経験も資格もないまま「全部できます」と案件だけを集め、話を右から左へ流すだけの人。中島は「どの県にも必ずいると思う」と述べたうえで、外構・土木に関しては専門でやっている外構業者に直接相談するのが最も健全でスムーズだと語っています。ハウスメーカーと専門店の違いは『外構はハウスメーカーと専門業者どっち?費用と対応力を徹底比較』で整理しています。

チェック7:住宅ローンの外構予算をメーカー主導で決めていませんか?

チェック7:住宅ローンの外構予算をメーカー主導で決めていませんか?:予算を整理する予算を整理する01建物と外構02使える予算03支払いの時期
考え方の図解|チェック7:住宅ローンの外構予算をメーカー主導で決めていませんか?

7つ目は、ぼったくりとは少し性質が違うものの、動画でいちばん強調されていた予算取りの問題です。住宅ローンは多くの方にとって一生に一度の大きな買い物で、金利も返済期間も判断が難しい。そのため予算配分の舵取りをハウスメーカー側が握っているケースが非常に多くなります。

そこで起きるのが、「外構はこのくらいあれば大丈夫ですよ」と言われた金額が、生活に困らない必要最低限の想定でしかないという問題です。その結果、家づくりの最後の最後に外構の打ち合わせが回ってきて、いざ見積もりを開けたら想定を大きく超えていた——「カーポートも付けたかった、タイルデッキもやりたかったのに」というご相談が後を絶ちません。

背景として動画で語られていたのは、資材と工事の価格が上昇しているにもかかわらず、住宅会社側の外構費の認識が数年前のままになっている可能性です。営業担当者が悪いのではなく、エクステリアのメーカーは数えきれないほどあり、値上げの時期も内容も頻繁に変わるため、外構の最新相場まで把握するのは現実的に難しい、という説明でした。

だからこそ、建物の予算が固まりきる前に、外構のリアルな金額感を知っておくことが重要です。中島は「配置計画が決まった段階で一度お会いできると、外からの目線も踏まえたトータルコーディネートができる」と話しています。相談前の準備については『外構工事を相談する前に準備することは?依頼から完成までの流れ【千葉・木更津】』が参考になります。

外構見積もりのチェックポイント早見表

外構見積もりのチェックポイント早見表:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01工事の範囲02数量と単価03費用の内訳
考え方の図解|外構見積もりのチェックポイント早見表
チェック項目 危険サイン 業者への質問例
諸経費 総額に占める割合が明らかに大きい この諸経費には何が含まれますか?
一式表記 大きな工事が一行でまとめられている 工程ごとの内訳を出せますか?
残土処分 数量も単価も書かれていない 残土は何立方メートル出る想定ですか?
値引き その場で大幅値引き・即決を迫る 持ち帰って検討してもよいですか?
商品価格 割引がほとんど効かず定価に近い Webカタログの掲載価格と比べていいですか?
中間マージン 施工会社が誰か分からない 実際に施工するのはどちらの会社ですか?
予算取り 外構費が住宅会社の概算のみ 希望の工事を全部入れるといくらですか?

木更津で新築外構を計画する方へ、当店からのアドバイス

木更津で新築外構を計画する方へ、当店からのアドバイス:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|木更津で新築外構を計画する方へ、当店からのアドバイス

千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店では、木更津市を中心に海沿いのエリアや南房総エリアで新築外構のご相談をお受けしています。担当の中島がこの動画に出演し、実際に見積もりを作る側の視点で解説しています。

家づくりでは何百万円、何千万円という金額が日常的に飛び交うため、感覚が麻痺しやすくなります。普段なら大きく感じる金額でも「それくらいなら」と判断してしまい、後になって「これは要らなかった」と感じるケースは実際にあります。動画でも、やりたいことができなかった後悔と同じくらい、付けたのに使わなかった後悔も多いと語られていました。

当店では公式LINEでのやり取りを重視しており、配置が変わったので確認してほしい、この提案は妥当かなど、細かいご相談にも都度お答えしています。建物のプロであるハウスメーカーからは見えにくい「外回りの気づき」を早い段階で共有できると、予算の振り方が変わります。実際の仕上がりのイメージは千葉木更津店の施工事例でご確認いただけますし、海に近い敷地での注意点は『木更津の新築外構で知っておきたい、海風に強い設計のコツ』、地域の特性を踏まえた設計は『木更津の新築外構・庭づくり完全ガイド|地域特性を活かす設計ポイント』にまとめています。ご相談は公式LINEでのご相談から受け付けています。

まとめ:見積書は「総額」ではなく「内訳と数量」で比べる

まとめ:見積書は「総額」ではなく「内訳と数量」で比べる:見積もりを読み解く見積もりを読み解く01工事の範囲02数量と単価03費用の内訳
考え方の図解|まとめ:見積書は「総額」ではなく「内訳と数量」で比べる

外構見積もりの妥当性は、総額ではなく内訳・数量・経費の載せ方を見れば判断できます。今回の動画で挙げられた確認点は、諸経費の割合、一式表記の多さ、残土処分の数量、即決値引き、商品の割引率、中間マージン、そして住宅ローンでの予算取りの7つでした。どれも専門知識がなくても「質問する」だけで確かめられるものばかりです。

そして最も効果が大きいのは、外構の相談を早めに始めること。建物の予算が固まる前に、やりたい工事の現実的な金額を知っておけば、後から慌てて削る必要がなくなります。動画では17分ほどかけて、実際の会話のニュアンスや業者側の本音も語られていますので、家づくりを検討中の方はぜひ本編もご覧ください。外構のノエル千葉木更津店は、余裕のある計画づくりのお手伝いをいたします。

本記事で扱う動画の話題・発言内容の一次情報は、ノエル公式YouTubeチャンネルの元動画「ハウスメーカーや外構業者に400万払う前に、この動画を見てください【新築外構|千葉の新築一戸建て】【ノエル千葉木更津店】【ノエル埼玉草加店】」です。YouTube動画は商品価格・メーカー仕様・廃番・法令の公式根拠ではありません。これらは記事内に明示した各メーカー・行政の公式URLで確認し、費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

外構の見積書で最初にどこを見ればいいですか?

まず諸経費の項目と「一式」表記の数を確認してください。諸経費が総額に対して不自然に大きい、または大きな工事が一式でまとめられている場合は、内訳と数量を出してもらいましょう。

残土処分費が高いかどうかを見抜く方法はありますか?

「残土は何立方メートル出る想定か」「処分の単価はいくらか」を質問するのが有効です。数量が示されない一式表記のままだと、量が少ない現場でも多い現場でも同じ金額に見えてしまいます。

その場で値引きしてくれる外構業者はお得ですか?

即決で大きく値引きできるということは、元の金額に上乗せがあった可能性があります。適正単価で積算している会社ほど値引きには慎重です。契約は一度持ち帰り、内訳を確認してから判断しましょう。

外構はハウスメーカー経由と専門店直接で何が違いますか?

経由する会社が増えるほど中間の費用が乗り、要望の伝達ロスも起きやすくなります。図面作成・打ち合わせ・施工を一貫して行う外構専門店に直接相談すると、同じ予算でも内容を充実させやすくなります。

外構の相談はいつ始めるのがよいですか?

建物の配置計画が固まる頃が目安です。住宅会社が示す外構予算は必要最低限の想定であることが多いため、早めに専門店の見積もりを取り、外回りを含めたトータルで資金計画を立てると後悔を防げます。

この記事のもとになった動画

動画の見どころ(クリックで再生)

  • 0:00 見積もりに金額差が出る理由
  • 1:14 諸経費の割合が高すぎる
  • 2:46 「一式」表記の見積書に注意
  • 4:56 残土処分費は数量で確認
  • 6:18 即決値引き業者は危険
  • 7:22 商品の割引率が定価に近い
  • 9:02 中間マージンに気をつけろ
  • 13:58 住宅ローンと外構予算取り
動画の内容を詳しく読む

動画の字幕を読みやすく整えた内容です。商品仕様・数値は動画と一次情報をご確認ください。

本日は「外構業者の見積もり、その金額はぼったくりかもしれません」というテーマでお話を進めていきます。外構業者のお見積もりをA社・B社と相見積もりで取られている方は非常に多いと思いますが、同じようなプランなのに大きな金額差が出てしまうことは、この業界のあるあるです。なぜそうなるのか、実際に施工とプランニングをしている僕たちの立場から解説していきます。

まず1つ目は、諸経費の割合が高すぎるケースです。業界の人間や工務店、外構業者なら共通認識になっている平均的な水準があります。諸経費には消耗品やガードマン、運搬費などが含まれますが、その水準を超えてくると危ないラインです。普通に積算していればそこまでは行きません。ここに紹介料や、間にいる人間の手数料が反映されやすいんですね。見積もりの総額に対して諸経費が突出していると、内訳を分解すればもっと安くできそうな工事だった、ということもあります。

2つ目は「一式」という言葉の多用です。土間工事なら掘削から仕上げまで工程がありますが、一式でまとめられてしまうと、どの工程が高いのか低いのか基準が分かりません。ハウスメーカーさんの見積書に多い印象です。タイル工事一式と書かれていても、タイルデッキまで入っているのか玄関ポーチだけなのか、数量の記載もない。ただ、一式が全部悪いわけではなく、小ロットの補修などでは一式表記を使うこともあります。問題は面積や数量が大きいのに、下地まで入っているのかも分からない場合です。大きな金額の見積書が1〜2ページしかないときは気をつけてください。カーポートにオプションを付ける場合も、取付費と資材費とオプション費がごっちゃになっていたら、細かく分けるといくらか聞いてみてください。

3つ目は残土処分費が異様に高いケース。厄介なのはお客様の判断がつかないことです。きれいな土なら安く、ガラが多ければ単価は上がる。基準があるので業者は気づけますが、一般の方が提案を見て気づくのは難しい。土工事一式だと、その土地から残土がどのくらいの立方メートル出るのかが分からず、同じ金額でも量が違えば妥当性はまったく変わります。何立方メートル出るのかを数字で出してもらったほうが見比べやすいです。

4つ目は、相見積もりを極端に嫌がる業者、その場ですぐ値引きしてくる業者。値引きしてほしいと言われて即答で下げるのは難しいことです。すぐ下げられるということは、その分が乗っていたのではと逆の立場なら思います。適正単価でやっているところほど値引きには慎重です。その場で決めさせようとする業者は、一度持ち帰って考えたほうがいいと思います。

5つ目は、商品の割引率が定価に近いこと。よく使う商材なら掛け率が頭に入っているので高いとすぐ分かりますが、1社しか見ていないお客様には分かりません。定価から見せてお得に感じさせているだけということもあります。今はWebカタログに誰でもアクセスできるので、使う商材が決まっているなら見比べてみてください。

6つ目は中間マージンです。ハウスメーカーさんは提携業者に依頼するのでそこで乗りますし、知り合い経由でも中間の費用は乗っていると考えたほうがいい。人を通せば手間もかかりますから。図面も打ち合わせも施工も僕らがやるので、間に人が入るほど意思疎通が難しくなり、要望も届きにくくなります。同じご予算でも、中間マージンが乗らない分だけ工事内容を充実させられるケースは多いです。ラーメンが食べたいのに、カレー屋さん経由でピザ屋さんに頼むようなもので、無駄が出てしまう。それと、資格も経験もないのに「全部できます」と案件だけ集めるブローカーのような人にも気をつけてほしい。実績のある総合建設業ももちろんありますが、外構・土木は専門の外構業者にまず問い合わせるのが健全でスムーズです。

住宅の話が続くと金額の感覚が麻痺してしまい、当たり前のように大きな数字が並ぶので、後から「これは要らなかった」と後悔する方もいます。そうした気づきは長くこの業界にいるからこそ共有できる部分です。

7つ目は住宅ローンの予算組みです。ぼったくりではありませんが、外構の予算取りをハウスメーカー側が握っていることが多い。提示される外構予算は生活に困らない必要最低限であることが多く、外構の打ち合わせが最後になって予算オーバーし、カーポートもタイルデッキもできない、という方が本当に多いです。せっかく格好いい建物を建てても、外回りが土のままでは残念ですよね。今は資材も工事も値上がりしていて、以前の感覚のままだと足りません。ハウスメーカーの営業さんが悪いのではなく、メーカーごとの値上げまで把握しきれないためにざっくりした提案になりがちなんです。ですから早めに問い合わせて、リアルな外構の金額感を把握したうえでトータルで計画してもらえたらと思います。

外構費用の予算が足りない、やりたいことができないというお悩みを抱えている方は多いので、早めに行動して余裕のある計画で満足のいく家づくりをしてください。僕は千葉木更津店を担当し、木更津市を中心に海沿いや南房総エリアを担当しています。公式LINEからお気軽にご相談ください。

動画の出演者・解説者

中島秀人(外構のノエル千葉木更津店・外構のノエル千葉中央店 担当/2nd space株式会社)
千葉県木更津市を拠点に、新築外構・エクステリア・お庭づくりのプランニングから現場管理までを担当。外構のノエル公式YouTube「ミワの庭【外構デザイナー】」に出演し、代表の三輪禎希と外構の考え方を発信しています。

この記事は出演動画と店舗の公式情報をもとに、当店編集部が構成しています。動画の内容と一般的な補足を区別して掲載しています。

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