
SNSで見かける外構は、どれも完成度が高く「このまま同じようにしたい」と思えるものばかりです。しかし、流行しているデザインほど、自分の敷地や暮らし方に合うかどうかの検証が抜け落ちやすいのも事実です。この記事では、外構のノエル公式YouTubeチャンネル「ミワの庭【外構デザイナー】」で公開された、「流行っているけれど危険、人気外構の落とし穴」をテーマにした対談動画の内容を、千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店の編集部が解説記事として再構成しました。動画には当店担当の中島秀人と、静岡藤枝・三島店の奥山が出演し、紹介順に8つの項目を挙げています。
この記事の要点
- 動画では流行の外構に潜む落とし穴を紹介順に8つ解説。危険というより「条件が合わないと後悔する」点が共通しています。
- 割栗石は落ち葉が入りやすく掃除が難しい一方、その雰囲気は代替しにくく、手間を理解した上での採用が前提です。
- カーポートは後から追加できる設備。周りに流されて妥協するより、希望の屋根材のために待つ選択も有効だと語られています。
- タイルデッキは横幅より奥行きが重要。椅子やテーブルを置く予定なら、用途に合う奥行きを敷地に合わせて計画します。
- SNSの施工例や紹介は参考止まり。敷地条件で同じ形は入らず、責任を取れる施工業者へ直接依頼する判断が大切です。
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目次
結論:人気の外構が失敗するのは「流行っているから」で決めたとき
動画で挙げられた8項目は、どれも「そのデザインが悪い」という話ではありません。出演者自身が「否定するつもりはない」「うちもよく入れる」と明言しているものがほとんどです。問題になるのは、デメリットや前提条件を知らないまま、流行や写真の印象だけで採用してしまうケースです。
外構は、一度つくると簡単にやり直せない工事が多く含まれます。構造物を広げる、屋根を入れ替える、壁の高さを下げる——いずれも手間と費用がかかります。だからこそ、契約前に「自分の暮らしにこの条件が合うか」を一つずつ確認しておく意味があります。
動画で紹介された人気外構の落とし穴8つ(紹介順の一覧)
以下は動画の紹介順であり、重要度の順位ではありません。暮らし方や敷地条件によって、気にすべき項目の順番は変わります。
| 紹介順 | 項目 | 動画で指摘された注意点 | 対策の考え方 |
|---|---|---|---|
| ① | 割栗石(割ぐり石)敷き | 石の隙間に落ち葉やゴミが入り、掃除がしにくい | 掃除の手間を理解した上で、雰囲気を取るか判断する |
| ② | 妥協したカーポート | 屋根材のグレードを妥協すると入れ替えが難しい | 後付けできる設備として、希望の仕様まで待つ選択もある |
| ③ | アオダモ一択の植栽 | 採用が多く、他の家と被りやすい | 常緑樹や山取りなど樹形・管理性の違いで選び直す |
| ④ | 無計画なタイルデッキ | 用途に対して奥行きが足りず使いにくくなる | 何をする場所かを決め、奥行きから寸法を逆算する |
| ⑤ | 高すぎる目隠し壁 | 道路側からの建物の外観が見えなくなる | フルクローズ希望か、外観を見せたいかを先に決める |
| ⑥ | 生コンの洗い出し仕上げ | 表面が粗く汚れが入りやすい、美観の維持と掃除が難しい | 他の仕上げでも狙えるイメージがないか比較する |
| ⑦ | SNSの施工例をそのまま再現 | 自分の家・敷地に合うとは限らない | 好みの傾向を伝える材料として複数枚で共有する |
| ⑧ | 紹介だけのインフルエンサー | 紹介の裏に仕組みがあり、責任の所在が不明確 | 見積・施工・責任を担う会社に直接相談する |
①割栗石の砂利敷きは「落ち葉の掃除」が盲点

防草シートの上にゴロゴロとした拳大の石を敷く割栗石は、近年採用が増えている仕上げです。動画では「危険というほどではない」と前置きしつつ、石の隙間に落ち葉やゴミが入り込み、その掃除がなかなかできない点が指摘されました。
当店担当の中島も「うちもよく入れます」と答えており、否定はしていません。その上で、枯れ葉が詰まるリスクをきちんと説明し、割栗石にしか出せない雰囲気を理解した上で採用することが大事だと話しています。砂利そのものが自然素材なので、落ち葉が入っていても不自然ではないという見方も示されました。
判断の目安は「落ち葉の掃除まで自分でやりたいか」「その部分が気になる性格か」です。神経質になりやすい方には向かない場合がある、というのが動画の結論でした。
②妥協したカーポートはやり直しがきかない

2つ目は、グレードを妥協して選んだカーポートです。中島は自宅にまだカーポートを入れておらず、その理由として好みのアルミ屋根を入れたいから妥協したくないと語っています。カーポートは後から追加できる設備なので、今は費用を貯めている段階だと率直に話していました。
注意したいのは、入れたくもなかった仕様で先に設置してしまうと、やり直しや入れ替えが簡単ではないことです。ポリカーボネート屋根のカーポートも流行しており、施工枠の都合で入っていること自体はおかしくありません。ただ、アルミ屋根や板状の屋根に憧れがあるなら、周りに流されずに「今はつけない」という選択も一つだ、というのが動画の主張です。
動画の収録時点では、複数のメーカーから値上げの案内が出ているという話題にも触れていました。価格や改定の状況は時期によって変わるため、検討時点での最新情報をご確認ください。設備を後から足す段階施工の考え方については、別記事『新築外構はいつから考えるべき?段階別メリットと後悔しない進め方』でも詳しく書いています。駐車まわりの使い勝手を含めて考えたい方は『新築外構で後悔しない洗車スペースの作り方|木更津で失敗しない設計ポイント』も参考になります。
③アオダモ一択の植栽は「被りすぎ」になりやすい

3つ目は植栽、特にアオダモです。動画では「アオダモがダメ」という意味ではなく、みんなが入れすぎていて被りやすいという指摘でした。おしゃれなものほど反動が来る、流行の樹種が増えるほど「違うものが欲しい」と思い始める時期が来る、という見立てです。
代わりに話題に挙がったのが、常緑樹の山取りです。山取りとは、山で自然に育った樹形をそのまま採取した木のこと。幹がくねくねと曲がり、人工的に整えられた樹形にはない表情があります。常緑樹なら落葉樹と違って葉が落ちにくく、管理がしやすいという利点も語られました。
興味深いのは、曲線の使い方の話です。動画では「建物が垂直・水平で整っているのだから、門柱の形やアプローチに曲線を多用しない方がいい」という考え方を示したうえで、植栽だけは別で、曲がった幹が唯一、柔らかい曲線を演出できる要素だと説明しています。砂利や自然石など角の取れた素材でも柔らかさは作れますが、「植える」という行為で空間に曲線を与えられるのは樹木ならではです。
千葉では、成長が非常に遅い常緑樹として知られるハイノキを採用したい、という話も出ていました。成長が遅い分だけ流通量が少なく、希少性が高い樹種です。一方で、動画では「結局はお客様次第」「アオダモも全然入れる」とも述べられており、流行の樹種を避けること自体が目的ではありません。
④無計画なタイルデッキは「奥行き」で失敗する

4つ目は、用途を決めずにつくられたタイルデッキです。動画では「タイルデッキ自体は好き」としたうえで、住宅の本体工事の中で計画され、完成してみたら小さかったというケースが見受けられると語られました。構造物は一度つくると簡単に広げられません。
判断の軸として挙がったのが奥行きです。横幅は掃き出し窓の幅に合わせればある程度の大きさになりますが、椅子やテーブルを置くと踊り場が狭くなり、使いづらくなるのは奥行き方向です。動画では、千葉の現場でタイルデッキの奥行きを決めた際、「タイル1枚分小さくすると使いにくくなる」と判断した経緯も語られています。これは、その現場で家具を置いても端が気にならない広さを確認した結果であり、タイル自体が不安定という話ではありません。
椅子を置いて庭で過ごす予定がないなら、そこまでの奥行きは不要です。「ここで何をしたいのか」を先に決め、その用途に合う大きさを敷地に合わせて計画する——これが動画の結論でした。
なお、住宅会社側でタイルデッキをつくる方が割安になるケースがあることにも触れています。ただし、下地のコンクリートが適切に打たれていないと寸法が合わず、手前にブロックを積んで大きさを合わせるなど二重の費用が発生することもある、という実情も語られました。外構に理解のある住宅会社と一緒に計画できるなら、本体工事に含めるのも選択肢になります。どこまでを本体工事に入れ、どこからを外構で行うかの線引きは、打ち合わせ段階の重要テーマです。進め方は『新築外構の打ち合わせで後悔しない5つのポイント|木更津の専門店が解説』でも整理しています。
⑤高すぎる目隠し壁は、建物の外観を隠してしまう

5つ目は、発泡素材を下地にして造る目隠し壁です。動画では「強度もあるし、すごくいい」「否定するつもりはない」と評価したうえで、道路面から見て高い壁があり、その後ろに家があるという構成に注意を促しています。
理由はシンプルで、住宅がほとんど見えなくなってしまうからです。外壁の色、凹凸のデザイン——住宅会社と時間をかけて決めた外観が、壁の高さによって見えなくなることがあります。外観を正面から見せたい方にとっては、壁の高さは慎重に決めるべきポイントです。
一方で、リビングの掃き出し窓のカーテンを開けて過ごしたい、隣家の2階からの視線も遮りたい、という目的であれば、高さのある壁は解放的なプライベート空間をつくる有効な手段です。動画では、視界が切れることで外空間が室内と同じようにプライベートな場所として認識されやすくなる、という効果も語られました。フルクローズを希望される方は「見せたいわけではない」という前提があるため、そこは問題になりにくい、という整理です。
さらに、建物と外構の境界を曖昧にする「外構一体型住宅」という考え方も紹介されました。建築の段階で躯体によって囲ってしまう発想で、外構で作ったのか建築で作ったのか分からない仕上がりを目指すものです。敷地に余裕がある場合の構成については『広い敷地を活かす外構デザインのコツ|木更津で後悔しない庭づくり』もあわせてご覧ください。
⑥洗い出し仕上げは汚れが入りやすい

6つ目は、生コンクリートに含まれる骨材を洗い出して表面に見せる「洗い出し」仕上げです。動画では「あまり好きではない」とはっきり述べられました。理由は3つで、汚れること、美観が保ちづらいこと、掃除がしにくいことです。長い目で見るとマイナス要素が多い、という評価でした。
洗い出しが選ばれる理由として、骨材の色味が出て地域性や表情を作りやすいこと、滑り止めの効果が期待できること、模様を出しやすいことが挙げられています。実際、お客様から「タイヤ跡がつきにくいから洗い出しにしてほしい」と指定されることも多いそうです。
ただし、洗い出しは文字どおり表面を洗っている仕上げなので、表面が粗く、毛穴の広い肌のように汚れが入り込みやすいという説明がありました。コンクリートの刷毛引きや金ごて仕上げは表面が粗くないため、汚れが入りにくいという比較です。また、仕上がりが施工者の腕に左右されやすく、「残念な洗い出し」になる可能性も指摘されました。
動画では、モダンな雰囲気は他の方法でも出せること、タイヤ跡がつきにくいという悩みも別の工法で解決できることが語られています。そのうえで、どうせやるならしっかり手間をかけた凝った洗い出しにした方がいいという結論でした。なお、きれいに仕上げられる業者であれば形になる、という評価も同じ場面で述べられています。
⑦SNSの施工例をそのまま持ち込むと合わないことがある
7つ目は、インスタグラムなどのSNSから施工例を持ってくるケースです。SNSに上がる施工例は素敵なものばかりですが、その外構があなたの家に合うかどうかは別問題だと指摘されました。写真の写りやアングルが良いだけ、という可能性もあります。
とはいえ、見せてもらうこと自体は歓迎されています。動画では「参考になるけど参考にならない」という言い回しで、好みの系統や相性を把握する材料としては非常にありがたいと語られました。1枚だけ見せて「これをそのままやりたい」と言われると難しいものの、何枚も見せてもらえば系統が分かってきます。色の好みの確認やイメージのすり合わせとしては有効、という位置づけです。
そして現実的な話として、敷地条件によって、その形がそのまま収まることの方が奇跡的だとも述べられています。SNSの情報との付き合い方については『インスタ通りの間取りで後悔?失敗しない家づくりと外構の考え方』でも掘り下げています。
⑧「紹介するだけ」の発信には仕組みがある
最後の8つ目は、動画の中で最も踏み込んだ内容です。テーマは、中抜きを目的としたインフルエンサーへの注意喚起でした。
前提として、動画では責任を持って管理監督する業者が利益を計上するのは当然だと明言しています。元請け・下請けという構造は建設業に限らずどの業界にもあるものです。問題視されているのは、間に入っているだけ、紹介しているだけという立場です。
「ボランティアで紹介してくれる人がいるか」「無料でカタログを配る人がいるか」——冷静に考えれば、そこには仕組みがあると気づけるはずだ、という問題提起です。自分が建てた工務店を良かったと紹介するなら分かるが、全国の優秀な営業を知っていると謳う発信には違和感がある、という指摘もありました。実際、中抜きを前提とした単価の情報や、誤った情報も多いと感じているそうです。
一方で、記録として家づくりを発信している人は「ありだと思う」とも述べられています。また、外構のノエル自身の発信についても、名前を広めたい、外構の知識を広めたいという目的があり、発信もして図面も書いて施工もしている立場だと説明したうえで、テレビCMを流す企業と同じく自社を知ってもらうための発信だと整理しています。
外構工事は相場が分かりにくく、地域によっても変わるため「必ずいくら」と言い切れるものではありません。だからこそ、顔が見えて責任が取れる体制の会社に依頼すること、そしてSNSを信用しすぎないことが大事だ、というのが動画の締めくくりでした。
カーポートは後付けでいい?判断の分かれ目は何か

動画の中でも特に実感のこもっていたのが、カーポートの話です。整理すると、判断の分かれ目は次の3点です。
- 屋根材に強いこだわりがあるか:アルミ屋根などの希望がはっきりしているなら、妥協して別の仕様を入れると後悔しやすい
- 今すぐ必要か、後からでも足せるか:カーポートは後付けが可能な設備。入居後に追加する前提で予算を組む選択肢がある
- 価格改定のタイミング:動画でも値上げが話題に出ていました。時期による変動があるため、検討時点での最新情報を確認する
ただし、後付けには配置や既存の仕上げとの取り合いといった条件もあります。将来カーポートを入れる可能性があるなら、駐車スペースの寸法や配管・桝の位置を先に想定して外構を設計しておくことが有効です。何を先に、何を後にするかの考え方は『新築外構の優先順位の決め方|予算配分で後悔しないポイント【木更津】』で整理しています。
植栽にかける予算はどれくらいが目安?

動画では、植栽にかける予算の割合について質問が出ました。回答は「外構のテイスト次第で難しい」というものです。ドライガーデンのように植物が主役になるプランと、一般的な住宅外構とでは考え方が変わります。
シンボルツリー的な位置づけで数本を植えるケースが多く、工事全体に占める植栽の割合はそれほど大きくならないという感覚も語られました。その上で強調されたのがバランスです。高額な案件だからといって植栽にたくさん費用をかければ良いわけではなく、管理の負担も増えていきます。存在感のある1本を入れて様にする方法もあれば、本数を重ねて作る方法もあり、仕上がりのイメージと管理のしやすさで決めていくのが現実的です。
植えたいけれど管理が大変なら本数を減らす、緑が好きなら思い切って入れる——個人差があるので正解は一つではない、というのが動画の立場でした。具体的な金額は樹種・サイズ・流通状況で変わるため、ご相談時に現在の条件でお見積りします。
SNSの施工例は見せない方がいいの?
結論は逆で、見せた方がいいです。動画でも「参考になる」「好みや相性が分かるのはありがたい」と語られています。ポイントは渡し方です。
- 1枚ではなく複数枚:系統が見えると、好みの傾向を正確に汲み取れます
- 「好きな部分」を言葉で添える:色味なのか、素材なのか、植栽の雰囲気なのかで提案が変わります
- そのまま再現が前提ではないと理解しておく:敷地の形、道路との高低差、駐車台数、隣家との関係で最適な形は変わります
- 写真の加工の可能性も踏まえる:投稿写真が実物どおりかは投稿者にしか分かりません
当店でも、お打ち合わせで保存画像を見せていただくのは歓迎しています。木更津市や千葉市の現場でも、同じテイストを目指しつつ敷地に合わせて寸法と配置を組み替えるのが通常の進め方です。実際の仕上がりは千葉木更津店の施工事例でご覧いただけます。
後悔しないための確認手順
動画の8項目を、打ち合わせ前のチェックリストに落とし込むと次のようになります。
- 掃除・メンテナンスの手間を許容できるかを素材ごとに確認する(砂利、洗い出しなど)
- やり直しが難しい工事かどうかを分類する(屋根付き構造物、壁、デッキなど)
- その場所で何をしたいかを先に言語化し、寸法を用途から逆算する
- 建物の外観を見せたいか、囲って閉じたいかの方向性を決める
- 今やる工事と、後から足す工事を分けて予算を組む
- 誰が設計し、誰が施工し、誰が責任を持つのかを確認する
特に4番と5番は、後からの変更がしづらい項目です。木更津市・千葉市エリアでも、住宅の着工前から外構の方向性を決めておくと、本体工事との線引きで迷いにくくなります。
よくある質問
割栗石は結局やめた方がいいのですか?
いいえ。動画でも「危険というほどではない」「うちもよく入れる」と語られています。落ち葉やゴミが入りやすく掃除が難しいという前提を理解した上で、割栗石にしか出せない雰囲気を取るかどうかの判断です。
タイルデッキの大きさはどう決めればいいですか?
用途から決めます。横幅は掃き出し窓に合わせやすい一方、椅子やテーブルを置くと踊り場が狭くなるため、動画では奥行きの確保が重要だと語られました。家具を置く予定がなければ大きな奥行きは不要です。
洗い出し仕上げは選んではいけませんか?
動画では汚れや掃除の面からあまり勧めない立場でしたが、きれいに仕上げられる業者であれば形になるとも述べられています。採用するなら手間をかけた仕様にし、他の仕上げとも比較して決めるのがおすすめです。
SNSで紹介された業者に相談するのは危険ですか?
動画で問題視されたのは「間に入って紹介するだけ」で責任を負わない立場です。設計・施工・アフターまで誰が責任を持つのかを確認し、顔の見える会社へ直接相談することが大切だと語られています。
まとめ:流行ではなく「自分の敷地と暮らし」で決める

人気の外構デザインが後悔につながるのは、そのデザインが悪いからではなく、前提条件を知らないまま流行だけで採用してしまうからです。割栗石の掃除、カーポートの屋根材、植栽の被り、タイルデッキの奥行き、目隠し壁の高さ、洗い出しの汚れ——どれも事前に説明を受けていれば、納得して選ぶか、別の方法を選ぶかを判断できる内容です。
そしてSNSは、好みを伝える材料としては非常に有効である一方、そのまま同じ形が敷地に収まることはほとんどありません。情報収集の原点に立ち返り、責任を持って設計・施工まで担う会社に直接相談することが、結果的にいちばん遠回りのない進め方になります。
動画では8項目それぞれの会話のニュアンスまで語られていますので、ぜひ本編もあわせてご覧ください。千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店では、木更津市・君津市・袖ケ浦市・市原市など房総エリアを中心に、千葉市エリアは外構のノエル千葉中央店が担当し、いずれも中島秀人がご相談を承っています。保存したSNSの画像や住宅の図面をお持ちいただければ、敷地条件に合わせた進め方をご提案します。ご相談は公式LINEでのご相談からお気軽にどうぞ。
本記事で扱う動画の話題・発言内容の一次情報は、ノエル公式YouTubeチャンネルの元動画「SNSで見たおしゃれな外構、そのまま頼むと後悔します!人気外構の落とし穴8選と失敗しない見極め方【新築外構/注文住宅/家づくり】【ノエル千葉中央・木更津店&ノエル静岡藤枝・三島店】」です。YouTube動画は商品価格・メーカー仕様・廃番・法令の公式根拠ではありません。これらは記事内に明示した各メーカー・行政の公式URLで確認し、費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
割栗石の砂利敷きはやめた方がいいですか?
いいえ。動画でも「危険というほどではない」「よく入れる」と語られています。落ち葉やゴミが入り掃除がしにくい点を理解したうえで、割栗石にしか出せない雰囲気を取るかどうかの判断になります。
カーポートは新築時につけないと損ですか?
カーポートは後から追加できる設備です。動画では、希望の屋根材があるのに妥協して設置すると入れ替えが難しいため、周りに流されず見送るのも一つの選択だと語られています。価格は時期により変動します。
タイルデッキで後悔しないための寸法の決め方は?
用途から逆算します。横幅は掃き出し窓に合わせやすい一方、椅子やテーブルを置くと踊り場が狭くなるため、動画では奥行きの確保が重要だと説明されました。家具を置かないなら大きな奥行きは不要です。
目隠し壁は高くすればするほど良いのでしょうか?
目的次第です。視線を遮りプライベート空間をつくる効果は高い一方、道路から住宅の外観がほとんど見えなくなる場合があります。外観を見せたいか、囲って閉じたいかを先に決めるのがおすすめです。
SNSで保存した画像は打ち合わせで見せてもいいですか?
ぜひお持ちください。動画でも好みの系統や相性が分かる材料として有用だと語られています。ただし敷地条件でそのままの形が収まることは少ないため、複数枚と「好きな部分」を添えていただくと提案しやすくなります。
出典動画・動画の詳細
動画の見どころ(クリックで再生)
動画の内容を詳しく読む
動画全体の要点と条件を整理した要旨です。全文の逐語転記ではありません。金額例や工事の段取りは動画当時の条件を含むため、現在の価格・日程は相談先でご確認ください。
動画は、静岡藤枝・三島店の奥山と、千葉中央店・木更津店の中島による対談形式で進みます。テーマは「流行っているけれど危険、人気外構の落とし穴と対策」。紹介順に項目が挙げられ、後半ほど踏み込んだ内容になると予告されました。
①割栗石:防草シートの上に拳大の石を敷く仕上げが増えているが、落ち葉やゴミが入り込み掃除がしにくい。中島は「うちもよく入れる」と述べ、詰まりのリスクを説明したうえで、割栗石にしか出せない雰囲気を理解して採用することが大事だと話します。砂利自体が自然素材なので落ち葉があっても不自然ではないが、気になる方には向かない場合があるという整理です。
②妥協したカーポート:中島は自宅にまだカーポートを入れていないと明かします。アルミ屋根が好きで、妥協したくないため後付けを前提に準備中とのこと。ポリカーボネート屋根も流行しており施工枠の都合で入ることもあるが、入れたくない仕様で設置すると入れ替えが難しい。希望があるなら周りに流されず「つけない」のも選択肢だと述べました。収録時点では複数メーカーの値上げ予定が話題に上がっています。
③植栽(アオダモ偏重):ダメなのではなく、採用が多すぎて被りやすいという指摘。流行のものほど反動が来るとして、常緑樹の山取り(幹がくねくね曲がった自然樹形)が今後来るのではないかと語られます。常緑樹は葉が落ちにくく管理が楽という利点も。また、建物が垂直水平で整っているため門柱やアプローチに曲線を多用しない方がよいが、植栽だけは別で、曲がった幹が柔らかい曲線を演出できると説明。砂利や自然石でも角の取れた柔らかさは作れるとの補足もありました。床の仕上げはコンクリートのデザインでも十分で、視線は門柱や植栽など目線の高さに向かうという考えも示されます。千葉では成長が遅く希少なハイノキを勧めたいという話も出ました。植栽予算は外構のテイスト次第で、全体に占める割合は大きくならないことが多く、本数より全体のバランスが重要だと語られています。
④無計画なタイルデッキ:住宅の本体工事で計画され、完成したら小さかったという例が見受けられる。構造物は後から広げられないため、何をする場所かを決め、用途に合う大きさを敷地に合わせて作るのがベスト。横幅は掃き出し窓に合わせられるが、椅子やテーブルを置くと踊り場が狭くなるため奥行きが重要だと強調されました。住宅会社側で作る方が割安な場合もあるが、下地が適切でないと寸法が合わず、手前にブロックを積むなど二重の費用が発生することもあると実情が語られます。外構を理解している住宅会社なら一緒に計画してもよいという条件付きの見解でした。
⑤発泡素材で作る目隠し壁:強度もあり良い商品だと評価しつつ、道路面から見て高い壁の後ろに家がある構成では、住宅の外観がほとんど見えなくなる点に注意を促します。外壁の色や凹凸を住宅会社と考えた外観を見せたいなら高すぎる壁は再考を。一方、掃き出し窓のカーテンを開けて過ごしたい、隣家の2階からの視線も遮りたいという目的には有効で、視界が切れることで外空間もプライベートな場所として認識されやすい。フルクローズ希望の方は見せたいわけではないため問題になりにくいとも語られました。建築段階で躯体ごと囲う「外構一体型住宅」という考え方も紹介されます。
⑥生コンの洗い出し:骨材を洗い出す技法。汚れる、美観が保ちづらい、掃除がしにくいという理由であまり好きではないと述べられます。骨材の色味で地域性や模様を出しやすく、滑り止めにもなる反面、表面が粗いため汚れが入り込みやすい。刷毛引きや金ごて仕上げは表面が粗くないので汚れにくいという比較も。施工者の腕で仕上がりが左右されやすく、きれいに仕上げられる業者なら形になるが、残念な仕上がりもある。モダンな雰囲気やタイヤ跡対策は他の方法でも実現できるため、採用するなら手間をかけた仕様にすべきという結論でした。
⑦SNSの施工例:上がってくる施工例は素敵なものばかりだが、自分の家に合うかは別問題。写真の写りやアングルが良いだけの可能性もあり、加工の有無は投稿者にしか分からない。ただし好みや相性を把握する材料としては非常に有用で、複数枚見せてもらえば系統が分かる。1枚だけ見せて「そのまま」と言われても敷地条件でそのまま収まるのは奇跡的、という整理です。
⑧中抜き目的の発信者:責任を持って管理監督する業者が利益を得るのは当然とした上で、間に入って紹介するだけの立場に注意を促します。「ボランティアで紹介してくれる人がいるか」「無料でカタログを配る人がいるか」と問いかけ、仕組みがあることに気づいてほしいと述べます。記録として家づくりを発信するのはありとしつつ、全国の優秀な営業を知っていると謳う発信には違和感があるとのこと。自社の発信は名前や外構の知識を広めるためで、発信も図面も施工も行っている立場だと説明されました。外構は相場が分かりにくく地域差もあるため、顔が見えて責任が取れる体制の会社に依頼すること、SNSを信用しすぎないことが大事だと締めくくられます。
最後に、適当な仕事をする業者が嫌いであり、縁があって工事することになった方にはいい形でスタートを切ってほしいという思いが語られました。外構のノエルは全国に展開しており、奥山は静岡藤枝・三島エリア、中島は千葉駅周辺から木更津市まで千葉県南部を担当しています。
動画の出演者・解説者
中島秀人(外構のノエル千葉木更津店・外構のノエル千葉中央店 担当/2nd space株式会社)
千葉県木更津市を拠点に、新築外構・エクステリア・お庭づくりのプランニングから現場管理までを担当。外構のノエル公式YouTube「ミワの庭【外構デザイナー】」に出演し、代表の三輪禎希と外構の考え方を発信しています。
この記事は出演動画と店舗の公式情報をもとに、当店編集部が構成しています。動画の内容と一般的な補足を区別して掲載しています。
木更津市・千葉市で外構をご検討中の方へ
外構のノエル千葉木更津店・外構のノエル千葉中央店では、建物とライフスタイルに合わせた外構プランを中島秀人が現地調査からお見積り、施工管理まで一貫して担当します。完全予約制のため、まずは お問い合わせページ の公式LINEからご連絡ください。