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GARDEN JOURNAL

インスタ通りの間取りで後悔?失敗しない家づくりと外構の考え方

外構コラム公開 / 更新
インスタ通りの間取りで後悔?失敗しない家づくりと外構の考え方

「インスタで見たおしゃれな家を、そのまま再現したい」——家づくりを進めるほとんどの方が、SNSで集めた画像を手にプランの相談にいらっしゃいます。ところが、その画像どおりに作った結果、住みはじめて1年後・2年後に「思っていたのと違った」と感じるケースが少なくありません。この記事では、YouTubeチャンネル「ミワの庭【外構デザイナー】」で公開された対談動画(外構のノエル福井店の林さんと、千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店・中島の2名による対談)をもとに、SNS発の人気仕様で後悔しやすいポイントと、その回避策を当店編集部が解説します。動画では実際の住まい手のリアルな声も語られていますので、あわせてご視聴ください。

この記事の要点

  • SNSやAI生成画像はデザイン重視で、住んだ後の使い勝手やメンテナンス性は映らないため、そのまま再現すると後悔しやすい。
  • 回遊動線・アイランドキッチン・吹き抜け・リビング階段は人気だが、におい・冷暖房・音・光の面で不満が出やすい仕様。
  • 収納は大きな一室にまとめるより必要な場所へ分散し、コンセントと配線は使う場所から逆算して計画するのが正解。
  • 建築資材や住宅設備の値上げが続くため、家と外構の総予算は土地の購入段階から同時に把握しておくと安全。
  • 乱形石やコンクリートは汚れが目立ちやすく、定期的な高圧洗浄など前提のメンテナンス計画が欠かせない。
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インスタ通りに家を作ると後悔するのはなぜ?

インスタ通りに家を作ると後悔するのはなぜ?:条件をそろえて考える条件をそろえて考える01希望を整理02条件を確認03相談して判断
考え方の図解|インスタ通りに家を作ると後悔するのはなぜ?

動画の冒頭で語られていたのは、「ほとんどのお客様がInstagramやTikTokで情報を集めてから相談に来る」という現状です。住宅系・外構系のアカウントは写真も動画も分かりやすく、素材やデザインのイメージを共有するうえでは非常に役立ちます。当店でも打ち合わせの際にお客様のスクリーンショットを見せていただくことは日常茶飯事で、これ自体はとても良いことです。

問題は2つあります。1つはAIで生成された画像が急増していること。「おしゃれだけど、これ本当に施工できるの?」という画像がSNS上に大量に流れており、構造的・排水的に成立しない外構や、実在しない納まりの写真がそのまま「理想のイメージ」として共有されてしまうリスクがあります。

もう1つは、SNSでバズるのは基本的にデザイン重視の投稿だという点です。動画でも「機能性の高い住宅はそんなに受けない。バズっているのはデザイン」と指摘されていました。掃除のしやすさ、光熱費、音の問題、10年後の汚れといった「暮らしてから効いてくる要素」は、写真1枚には写りません。だからこそ、画像だけで判断せず、投稿の下にあるコメントや、同じ発信者が後から出す「1年住んでみた感想」まで読むことが大切です。実際、「作った時の投稿」と「後悔している投稿」を同じ人が発信していることは珍しくありません。

SNSで人気の仕様と、実際に出やすい不満点の一覧

SNSで人気の仕様と、実際に出やすい不満点の一覧:条件をそろえて考える条件をそろえて考える01希望を整理02条件を確認03相談して判断
考え方の図解|SNSで人気の仕様と、実際に出やすい不満点の一覧

動画で挙がった「人気だけれど注意が必要な仕様」を整理すると、次のようになります。どれも「絶対にダメ」ではなく、暮らし方と合っているかどうかで正解が変わるという点が重要です。

人気の仕様 選ばれる理由 動画で挙がった注意点 考えられる対策
回遊動線 家事がラクになる・行き止まりがない 通り抜け前提のため、洗面や脱衣のプライバシーが保ちにくい 来客時に見える範囲を確認し、脱衣室は独立させる
アイランドキッチン 開放感があり見た目が良い 油はねが両側に広がる/換気フードを吊る費用がかさむ 片側を壁付けにするペニンシュラ型も比較検討する
吹き抜け 明るく開放的で写真映えする 上下の温度差・においの回り・音や光が2階に抜ける 吹き抜けをやめて高天井にする選択肢を検討
リビング階段 子どもと必ず顔を合わせられる 冷暖房と音が上階へ逃げる 家族の生活時間帯が違うなら階段はリビングから離す
大きな一室型の収納 まとめて片づけられる 使う場所と収納場所が離れて結局散らかる 持ち物を書き出し、必要な場所に必要な量を分散
生活感を隠す設計 モデルルームのような統一感 隠す前提なのに収納量が足りず生活感が出る 「収納を収納っぽく見せない」設計に切り替える

キッチンはアイランドとペニンシュラどちらが正解?

キッチンはアイランドとペニンシュラどちらが正解?:毎日の使い方から考える毎日の使い方から考える01家事の動線02使う頻度03お手入れ
考え方の図解|キッチンはアイランドとペニンシュラどちらが正解?

動画のなかで住宅側の林さんが「自分ならペニンシュラ」と即答していたのが印象的でした。ペニンシュラとは、キッチンの片側が壁に接している対面キッチンのこと。両側が壁から離れているアイランドキッチンと比べると、次のような違いがあります。

  • 油はね:ペニンシュラは片側が壁のため、飛散する範囲を抑えられる。アイランドは両側に飛ぶ。
  • 換気フードの納まり:アイランドは天井から吊る形になり、その分の費用がかかりやすい。ペニンシュラは壁側で支持できる。
  • 開放感:アイランドは回り込みができ、パーティー的な使い方に強い。

実際に両側が開いたキッチンで暮らしている中島も「油は普通に飛ぶ」と語っていました。さらに吹き抜けと組み合わせると、においと油分が上階まで回るという指摘も。1階で焼肉をすると、想像以上に広範囲へにおいが移り、内装がベタつく原因にもなります。見た目の好みだけで決めず、「週に何回、どんな調理をするか」から選ぶのが失敗しないコツです。

吹き抜けのデメリットは?温度・音・光・においの4つ

吹き抜けのデメリットは?温度・音・光・においの4つ:住み始めてからも考える住み始めてからも考える01暮らし方02維持費03交換と修理
考え方の図解|吹き抜けのデメリットは?温度・音・光・においの4つ

この動画でもっとも実感がこもっていたのが吹き抜けの話でした。実際に吹き抜けのある家に住んでいる立場から挙がったデメリットは次の4つです。

  • 温度差:高気密高断熱の住宅が増えても、天井までの高さがあると上下で温度差が生まれやすい。シーリングファンを付けても劇的な効果は感じにくかった、という声。
  • 音:子どもが寝る時間になるとテレビの音量を上げられない。字幕表示にしても音が響いてしまう。
  • 光:1階の照明が2階まで届いてしまい、「消して」と言われる。扉の隙間からも光が入る。
  • におい:調理のにおいが上階の居室まで回りやすい。

吹き抜けの代わりになる「高天井」という選択肢

吹き抜けの代わりになる「高天井」という選択肢:住み始めてからも考える住み始めてからも考える01暮らし方02維持費03交換と修理
考え方の図解|吹き抜けの代わりになる「高天井」という選択肢

動画で提案されていた代案が高天井です。2階分の吹き抜けではなく、1.5階分ほどのイメージで天井を上げる考え方で、標準的な天井高から少し上げるだけでも空間の印象は大きく変わります。音・光・においが上階へ抜けるリスクを抑えながら、開放感だけを取り込めるのが利点です。リビングイン階段(リビング階段)についても同じ理屈で、空調も音も逃げてしまうため、「家族それぞれの生活時間が違うなら、階段はリビングから離した昔ながらの間取りのほうが快適」という結論が語られていました。逆に、子どもと必ず顔を合わせたい家庭にはリビング階段が合います。正解は家族の生活時間で変わるということです。

2026年は「おしゃれ」から「機能性・メンテナンス性」へ

2026年は「おしゃれ」から「機能性・メンテナンス性」へ:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|2026年は「おしゃれ」から「機能性・メンテナンス性」へ

ここ数年のトレンドは「とにかくデザイン重視・映える」でした。しかし動画では、2026年は流れが変わり、おしゃれさに加えて機能性・メンテナンス性も重視される時代になるという見立てが語られています。デザインに振り切らず、長い目で見て勝手のよい仕様を選ぶ。この「両立」こそが、これからの間取りづくり・外構づくりの重要ポイントです。

たとえば「生活感をなくす」ためにすべてを隠す設計が流行しましたが、これからは収納を収納っぽく見せない方向へ。大きな収納をドンと1か所に作るのではなく、必要な場所に必要な分を分散させる設計が求められます。そのために当店が打ち合わせでお願いしているのが、「今持っているもの・しまいたいものを全部書き出す」という作業です。書き出したうえで「これはここ、これはここ」と割り当てていくと、収納計画の精度が一気に上がります。打ち合わせの進め方については別記事『新築外構の打ち合わせで後悔しない5つのポイント|木更津の専門店が解説』でも詳しく書いています。

コンセントと配線計画は「使う場所から逆算」する

コンセントと配線計画は「使う場所から逆算」する:使う場所から計画する使う場所から計画する01設置する場所02必要な機能03将来の変更
考え方の図解|コンセントと配線計画は「使う場所から逆算」する

収納と並んで後悔が多いのがコンセントと配線です。動画では、ソファの手元、テーブルのすぐ横など「ゼロ距離」で使える位置に電源が欲しいという本音が語られていました。スマートフォンの充電が生活の一部になった今、「見えづらいけれど使う場所のすぐ近く」に電源を仕込めるのは新築だけの特権です。

もうひとつ盲点なのがWi-Fiルーターの設置場所。2階のウォークインクローゼット内に情報分電盤があるからと上階に設置され、実際に一番使う1階リビングで電波が弱い——という不満はよくあるパターンです。中継機を足す前提にしないためにも、「どの部屋で何を使うか」を先に伝えておきましょう。

  • 持ち物リストを作り、収納の位置と量を決める
  • 家具の配置を先に決め、その手元にコンセントを配置する
  • ルーター・テレビ・充電ステーションなど「電波と配線の主役」を1階基準で考える
  • 照明・スイッチの高さも含め、下地が必要な箇所を早めに指示する

後から追加しようとすると、下地が邪魔で希望の位置に付けられない、二重工事で費用が無駄になる、といったことが起こります。家電や家具は「家ができてから買う」のではなく、家と同時に決めるのが正解です。この考え方は外構も同じで、いらないオプションの取捨選択については『注文住宅でいらないオプション10選|外構のプロが解説』も参考になります。

外構の相談は土地購入前でも早すぎない?

外構の相談は土地購入前でも早すぎない?:条件をそろえて考える条件をそろえて考える01希望を整理02条件を確認03相談して判断
考え方の図解|外構の相談は土地購入前でも早すぎない?

動画では、当店へのご相談のタイミングがどんどん早まっているという話題になりました。「来週、土地を購入する予定です」「まだ分筆前で測量図しかありません」という段階でご連絡いただくケースもあり、これは非常に良い流れだと考えています。理由は次の3つです。

  • 高低差リスクを事前に確認できる:前面道路との高低差が大きく、擁壁や土留めが必要になるケースは後から判明しがちです。「土地が安いのには理由がある」ことも多く、購入前に把握できれば予算計画が崩れません。
  • 建物の配置を外構視点で一緒に考えられる:駐車場の使い勝手、アプローチの取り方、物置や庭の位置まで含めてゾーニングできれば、土地を最大限に使い切れます。使っていない無駄なスペースを残さないことが、土地代の高い今こそ重要です。
  • 総予算を先に把握できる:契約前の段階で「家+外構」のトータル費用が見えていれば、どこを削り、どこにお金をかけるかを納得して決められます。

動画でも「使用頻度の低い室内設備にお金をかけたのに、よく使う庭が土のまま」という失敗例が挙がっていました。土のままだと結局外に出なくなり、せっかくの敷地が死んでしまいます。ハウスメーカーから提示された外構予算の枠だけで判断せず、自分たちが本当にやりたい内容がいくらかかるのかを、現実的な金額で早めに知っておくことをおすすめします(費用は敷地条件やプラン内容により異なります)。広い敷地の活かし方は『広い敷地を活かす外構デザインのコツ|木更津で後悔しない庭づくり』でも解説しています。

建築資材の値上げにどう備える?

建築資材の値上げにどう備える?:予算を整理する予算を整理する01必要な工事02選ぶ仕様03進める時期
考え方の図解|建築資材の値上げにどう備える?

動画の後半では、建築資材と住宅設備の値上げについても言及がありました。エクステリアメーカー各社が相次いで値上げを発表しており、「やりたいことが決まっているなら、保留にせず早めに動いたほうがよい」という見解です。1年後・2年後に着手すると、同じ内容でもより多くの費用が必要になる可能性があるためです。

住宅設備側では、断熱材や接着剤など原材料の影響を受けやすい品目から価格上昇が波及し、浴室・キッチン・洗面といった水まわり、さらには室内外の照明まで連動して値上げの対象になっていると語られていました。結果として家づくり全体の費用が底上げされている状況です。

ここで気をつけたいのが、SNSに残っている過去の「我が家の総額大公開」系の投稿です。数年前の費用感は現在の相場とは前提が異なるため、そのまま当てにはできません。SNSは仕様やデザインの参考にとどめ、金額は必ず今の見積もりで確認する。これが値上げ局面での鉄則です。「やって後悔する」より「やれずに後悔する」ほうが後を引く、という言葉には実感がこもっていました。業者選びの視点は『新築外構で後悔しない業者の選び方|木更津の専門店が解説』もご覧ください。

おしゃれだけど汚れが目立つ外構素材は?

君津市の参考施工写真:石貼り調のアプローチ
参考施工写真|君津市・石貼り調のアプローチ。施工事例の詳細を見る

「おしゃれには汚れがついてくる」——これも動画で語られた本質的な指摘です。外構で汚れが目立ちやすい代表格として挙がったのが、コンクリートと乱形石(らんけいせき)の貼り仕上げでした。

乱形石が黒ずむ理由

乱形石が黒ずむ理由:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|乱形石が黒ずむ理由

乱形石は自然な形の石をパズルのように貼る仕上げで、施工直後の見た目は非常に美しく人気があります。ただし石そのものに厚みのばらつきや反りがあり、表面が完全な平面ではありません。そのため、水勾配を正しく取っていても石の微妙なくぼみに水が残り、そこにコケや汚れが付着して黒ずみの原因になります。動画では「水勾配が取れていないのではなく、石自体が歪んでいる」と説明されていました。

対策はシンプルで、年に1回程度の高圧洗浄です。1台高圧洗浄機を持っておき、定期的に洗うだけで景観はかなり維持できます。逆に言えば、メンテナンスを一切したくない方には向きません。手間をかけずに美しさを保ちたい方は『手入れが楽な庭づくりのポイント|木更津の外構専門店が解説』もあわせてご覧ください。

乱形石に代わる選択肢

乱形石に代わる選択肢:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|乱形石に代わる選択肢

動画で紹介されていた代替案が、天然石調に仕上げられる塗り床(左官仕上げの化粧仕上げ材)です。天然石より費用を抑えつつ石張り風の意匠がつくれ、屋外だけでなく室内にも使える点が特徴として挙げられていました。ポイントは、高圧洗浄をかけても仕上げが飛びにくいタイプがあること。屋外用の意匠仕上げには高圧洗浄が使えず、デッキブラシで擦るしかないものも多いため、洗浄可否は選定時に必ず確認したい項目です。また、既存の柄の上から重ね塗りできる仕様であれば、「色に飽きた」「10年経って印象を変えたい」というリフォーム需要にも対応できます。実際の仕上がりは千葉木更津店の施工事例でもご覧いただけます。洗車スペースの床仕上げで悩んでいる方は『新築外構で後悔しない洗車スペースの作り方|木更津で失敗しない設計ポイント』も参考になります。

浴室の窓は必要?おまけコーナーで語られた考え方

浴室の窓は必要?おまけコーナーで語られた考え方:設備選びの確認ポイント設備選びの確認ポイント01使い勝手02掃除の手間03維持管理
考え方の図解|浴室の窓は必要?おまけコーナーで語られた考え方

動画の最後、視聴者コメントに答えるコーナーでは浴室の窓が話題になりました。結論は「視線が抜ける環境があるなら付ける価値がある」です。周囲から見られる心配がなく、山や植栽など眺める対象があるなら、外を照明でライトアップして露天風呂のような雰囲気を楽しめます。逆に隣家と近く視線が気になる敷地では、窓を設けても結局ブラインドを閉めたままになりがちです。

ここでも効いてくるのが外構との連携です。浴室から見える範囲に植栽や石を配置し、照明で照らすだけで、毎日使う水まわりの満足度は大きく変わります。窓の位置が決まる設計段階から外構側も一緒に考えられると、こうした演出が無理なく実現できます。

木更津市・千葉市で家づくりを進める方へ

木更津市・千葉市で家づくりを進める方へ:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|木更津市・千葉市で家づくりを進める方へ

この動画を通して繰り返し語られていたのは、家づくりはトータルコーディネートが大事ということでした。住宅の設計者は住宅のプロ、外構業者は外構のプロ。両方を横断して予算配分まで話せる相手がいると、「家の仕様を少し調整して、その分を外構のグレードに回す」といった判断ができます。契約前にトータル予算を把握できるからこそ、納得したうえで家づくり・外構づくりをスタートできるのです。

千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店では、木更津市を中心に房総エリアのご相談を担当しています。千葉市(中央区・緑区など)のご相談は外構のノエル千葉中央店が担当し、いずれも担当は中島です。土地の測量図しかない段階、分筆前の段階でも構いませんので、公式LINEでのご相談からお気軽にお声がけください。ゾーニング(庭・植栽・アプローチの大まかな配置)を一緒に描くだけでも、間取りの精度は確実に上がります。

まとめ:SNSは「素材集め」に使い、判断はプロと一緒に

袖ケ浦市の参考施工写真:ローラーストーンの舗装
参考施工写真|袖ケ浦市・ローラーストーンの舗装。施工事例の詳細を見る

インスタで見たおしゃれな家をそのまま再現するのではなく、デザインと機能性・メンテナンス性の両方を満たす形へ翻訳することが、後悔しない家づくりの近道です。回遊動線・アイランドキッチン・吹き抜け・リビング階段は、いずれも見た目の魅力と引き換えに、プライバシー・油はね・温度差・音・光といった課題を抱えています。収納は必要な場所へ分散させ、コンセントと配線は使う場所から逆算する。そして家と外構は同時に計画し、値上げが続く今だからこそ総予算を早めに把握しておく。

SNSは素材やイメージを集めるツールとしては優秀です。ただし画像だけで判断せず、投稿のコメントや「1年住んでみた感想」まで読み込み、最後はプロと一緒に自分たちの暮らしへ落とし込んでください。詳しいやり取りは動画本編でも語られていますので、ぜひ最後までご覧いただき、気になる点はお気軽にご相談ください。

本記事で扱う動画の話題・発言内容の一次情報は、ノエル公式YouTubeチャンネルの元動画「家づくり中の方必見!インスタ通りに作って後悔する人続出…失敗しない間取りの正解をプロが解説【新築一戸建て】【注文住宅】【外構】【福井店|千葉木更津店】」です。YouTube動画は商品価格・メーカー仕様・廃番・法令の公式根拠ではありません。これらは記事内に明示した各メーカー・行政の公式URLで確認し、費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

インスタで見た外構デザインは、そのまま再現できますか?

できる場合もありますが、AI生成画像や海外事例など施工が難しいものも混在しています。排水・高低差・素材の耐久性まで含めて成立するかを、現地条件をもとに外構の専門店で確認するのがおすすめです。

吹き抜けはやめたほうがいいですか?

一概にダメではありませんが、動画では上下の温度差、音や光が2階へ抜ける、においが回るという実体験が語られました。開放感が目的なら、天井を少し高くする高天井が現実的な代替案です。

外構の相談は土地を買う前でも早すぎませんか?

早すぎることはありません。前面道路との高低差による土留めの要否や、建物配置と駐車場の関係を購入前に確認できれば、予算の想定外を防げます。測量図しかない段階のご相談も歓迎しています。

乱形石の外構は汚れやすいと聞きますが、対策はありますか?

石自体の歪みで生じるくぼみに水が残り、黒ずみやコケの原因になります。年に1回程度の高圧洗浄で景観はかなり保てます。手間を減らしたい場合は、洗浄可能な石調の塗り床仕上げも選択肢です。

家と外構の予算はどう配分すればいいですか?

費用は敷地条件やプラン内容により異なります。契約前に家と外構のトータル金額を把握し、削る部分と力を入れる部分を決めるのが失敗しない進め方です。外構のノエル千葉木更津店では早い段階の予算相談も可能です。

この記事のもとになった動画

動画の見どころ(クリックで再生)

  • 0:00 SNSとAI画像の落とし穴
  • 2:50 回遊動線とキッチンの選び方
  • 4:18 吹き抜けの後悔ポイント
  • 5:52 高天井とリビング階段
  • 7:21 収納とコンセント計画
  • 11:44 家と外構を同時に計画する
  • 16:59 資材値上げへの備え
  • 21:16 汚れが目立つ外構素材
動画の内容を詳しく読む

動画の字幕を読みやすく整えた内容です。商品仕様・数値は動画と一次情報をご確認ください。

(外構のノエル福井店・林)今回は「インスタで見たおしゃれな家を再現したい」と言っていた施主が1年後に後悔したこと、住宅設備というテーマでお話しします。今日は私、福井店の林と、千葉木更津店の中島さんでお送りします。

最近はお客様自身がInstagramやTikTokでどんな家がいいか、どんなデザインがいいかを調べてから、住宅や外構の相談に来られることが多いと思います。ただ、最近はAIの画像もいっぱい増えていて、「おしゃれだけど、これ本当にできるの?」という画像もたくさんある印象です。そのまま作ってしまうと、1年後・2年後にメンテナンスをしないといけなくなることが増えるのではと思います。

(中島)お家づくりのアカウントを参考にされている方は本当に多いです。分かりやすいのですが、AI画像も増えていて怖い時代だなと思います。

(林)間取りで一番多いご要望は回遊動線です。キッチン・リビング・水まわりを全部回遊できる動線にしたい、と。ただ、そこを通らないとキッチンに行けない、廊下の途中に洗面があってプライバシーや脱衣が保てない、という声はこれから出てくると思います。キッチンは私ならペニンシュラです。片側が壁に当たっている形で、油はねが軽減されますし、換気フードを天井から吊らないので費用も抑えられます。アイランドにしたいという方はすごく多いのですが。

(中島)私の家はキッチンの両側が開いています。油は飛びますよ。しかも吹き抜けなので、1階で焼肉をやると、においがいろんなところに行ってしまうし、ちょっとベタベタします。

(林)吹き抜けは空調も課題です。高気密高断熱でも、天井が高いと温度差ができてしまう。シーリングファンを付けても、あまり効果を感じないという声があります。

(中島)音もです。娘が寝る時間になるとテレビの音が出せない。字幕にしても響いて聞こえてしまう。照明の光も2階に届いてしまって、消してと言われます。光が入るなら音も入る、ということですね。

(林)これからは吹き抜けではなく高天井だと思います。2階分まではいかない、1.5階分くらいのイメージで天井を上げる。標準的な高さから少し上げるだけでも印象はかなり変わります。リビングイン階段も同じで、空調も音も逃げてしまう。家族の生活時間が違うなら、階段はリビングから離れたところにあったほうがいい。ただ、お子さんと必ず顔を合わせたい方にはリビング階段が向いています。

SNSに上がっている写真や動画は基本的にデザイン重視です。機能性の高い住宅は受けにくく、バズるのはデザイン。ここ数年はそのトレンドでしたが、2026年は変わってくると思います。おしゃれだけでなく、機能性・メンテナンス性も重視される流れです。

(中島)長い目で見て勝手のいい仕様を選んだほうが結果的にいいと思います。

(林)生活感をなくして全部隠すのが今までのトレンドでしたが、これからは収納が大事です。収納を収納っぽく見せない設計ですね。大きな収納をドンと作るのではなく、必要な場所に必要な分を設ける。そのために、お客様には持っているもの・しまいたいものを全部書き出してくださいとお願いしています。

(中島)コンセントも重要です。ソファの手元、テーブルのすぐ横など、ゼロ距離で挿せるといい。Wi-Fiルーターも、ウォークインクローゼットの上に置かれることが多いですが、一番使うのは1階のリビングなので、1階の収納の上などに置きたいですね。

(林)配線計画はどんな住まい方をするかをヒアリングしないと出てきません。家電は家ができてから買うのではなく、家と同時に決めることも大事です。後から付けようとすると下地が邪魔で作れないこともあり、二重工事はもったいない。早めの計画が正しい選択だと思います。

(中島)最近は「来週土地を購入します」「まだ分筆前で測量図しかありません」という段階でご相談いただくこともあります。前面道路との高低差があって土留めが必要だと後から分かるケースはよくあるので、その段階で建物の配置や外構の使い勝手まで一緒に考えられるのは大きいです。土地が安いのには理由があることも多いですから。

(林)使用頻度の低い室内設備にお金をかけて、よく使う庭が土のままというのはもったいない。外に出なくなってしまいます。家づくりだけに偏って外構の予算が足りなくなるのを防ぐため、やりたい内容が実際にいくらかかるのか、現実的な数字で早めに把握したほうがいいですね。

(中島)土地は高いので、使っていない範囲があるのが一番嫌なんです。この土地を最大限使い切りたいと思って設計しています。

(林)建築資材はこれからも値上げが続くと思います。アルミの意匠性が高いカーポートも人気ですが、保留にすると1年後・2年後にはもっと費用が必要になる。各社タイミングは違うので個別に確認いただくとして、やりたいなら早めに動いたほうがいいです。住宅設備も、断熱材や接着剤の影響で浴室・キッチン・洗面が値上げの対象になり、室内外の照明も連動しています。家づくり全体の費用が上がっているイメージです。SNSにある数年前の総額公開は今の参考にはなりません。

(林)おしゃれには汚れがついてきます。外構で汚れが目立つものは何ですか。

(中島)コンクリートもそうですし、ありがちなのは乱形石です。最初はすごくきれいですが、水勾配が取れていないのではなく石自体が歪んでいて、わずかなくぼみに水が溜まり、それが黒ずみの原因になります。年に1回でも高圧洗浄をかければ景観は保てます。耐久性は強いのですが、施工が甘いものもあるので注意が必要です。代替としては、天然石より費用を抑えつつ石張り風に仕上げられる塗り床材を提案しています。屋外用の意匠仕上げは高圧洗浄をかけると塗膜が飛ぶものが多い中、高圧洗浄をかけられるタイプもあり、既存の柄の上から塗り替えられるのも利点です。外構だけでなく内装にも使えます。

(林)家づくりはトータルコーディネートがいかに大事かに尽きますね。インスタの情報はありますが、画像だけで判断してはいけない。投稿の下にある施主さんのコメントもしっかり見て、私たちのところに来ていただければと思います。作った時の投稿と後悔している投稿を、同じ方が発信していることもありますから。

(中島)私は木更津市を中心に、海沿いのエリアや市原のほうまで担当しています。千葉中央店の準備も進めており、千葉市中央区や緑区も担当します。お近くで家づくりをされている方はお気軽にお声がけください。

(おまけ・浴室の窓について)浴室の窓は、必要な方は付けたほうがいいです。視線が気にならず、外の景色をライトアップして楽しみたいなら、照明で山や植栽を照らして景色として取り込むのも一つです。私の家は窓を開けてお風呂に入っていて、露天風呂のようになります。外構で植栽や石をデザインすると、より良いお風呂になります。水まわりが豊かになると生活も豊かになりますね。

動画の出演者・解説者

中島秀人(外構のノエル千葉木更津店・外構のノエル千葉中央店 担当/2nd space株式会社)
千葉県木更津市を拠点に、新築外構・エクステリア・お庭づくりのプランニングから現場管理までを担当。外構のノエル公式YouTube「ミワの庭【外構デザイナー】」に出演し、代表の三輪禎希と外構の考え方を発信しています。

この記事は出演動画と店舗の公式情報をもとに、当店編集部が構成しています。動画の内容と一般的な補足を区別して掲載しています。

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