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注文住宅でいらないオプション10選|外構のプロが解説

外構コラム公開 / 更新
注文住宅でいらないオプション10選|外構のプロが解説

住宅展示場やショールームに行くと、便利そうなオプションが次々と提案されます。「せっかくの一生に一度の家だから」と気持ちが大きくなり、気づけば見積もりが大幅に膨らんでいた——これは家づくりでも外構づくりでも本当によくある話です。この記事では、YouTubeチャンネル「ミワの庭【外構デザイナー】」で公開された「家づくりでよくあるいらないオプション10選」の内容をもとに、千葉県木更津市の外構のノエル千葉木更津店の編集部が、住宅設備と外構の両面から「本当に必要かどうか」を判断する考え方を解説します。動画では住宅のプロと外構のプロが実体験を交えて語り合っていますので、あわせてご視聴いただくとより理解が深まります。

この記事の要点

  • 家づくりのオプションは、照明・床暖房・トイレの自動開閉など「気分や見た目で決めがちな設備」から見直すと総額を抑えられます。
  • 床暖房は配管ではなく制御機器が故障の原因になりやすく、製造元が小規模だと修理できなくなる例もあると動画では語られています。
  • 数万円の差でも積み重なれば大きな金額になります。金銭感覚が麻痺しやすい家づくりでは一つずつ必要性を判断することが大切です。
  • 外構は駐車場やアプローチに資材を盛り込みすぎず、門まわりや使い勝手といった機能面へ予算を配分するのが後悔しないコツです。
  • 食洗機は浅型より前開きの大容量タイプ、洗面台は置き型より一体型で深いボウルの方が日常の掃除はラクになります。
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目次

なぜ家づくりでは「いらないオプション」が増えてしまうのか

なぜ家づくりでは「いらないオプション」が増えてしまうのか:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|なぜ家づくりでは「いらないオプション」が増えてしまうのか

動画の中で繰り返し語られていたのが、家づくりでは金銭感覚が狂いやすいという点です。数千万円という総額を前にすると、数万円のオプションが「ほんの少しの差」に見えてしまいます。しかしその小さな追加を10個、20個と積み重ねた結果、最終的に数百万円単位で予算が変わってしまうことは珍しくありません。

動画では「数万円の差は、子どもに人気の家庭用ゲーム機を買ってあげられるかどうかの差」というたとえで語られていました。住宅設備の見積もり書の中では小さく見える金額も、日常の買い物に置き換えると決して小さくない——この視点の切り替えが、いらないオプションを見抜く最初のコツです。

  • 「かっこいいから」「おしゃれだから」だけで選んでいないか
  • 入居後、週に何回使う設備なのかを具体的に想像したか
  • 壊れたときに直せるか、交換できるかを考えたか
  • その金額を別の場所(外構・家具・貯蓄)に回したらどうなるか

この4つの問いに答えられない設備は、いったん保留にして考え直す価値があります。設備の要不要は家族のライフスタイルによって変わるため、間取りや外構も含めて生活の動線から逆算するのが確実です。この考え方は別記事『新築外構はライフスタイルで決まる!木更津の専門家が教える失敗しない設計の10のコツ』でも詳しく解説しています。

いらないオプション10選の一覧|結論と理由まとめ

いらないオプション10選の一覧|結論と理由まとめ:計画の確認ポイント計画の確認ポイント01暮らし方02敷地の条件03優先順位
考え方の図解|いらないオプション10選の一覧|結論と理由まとめ

まずは動画で挙げられた10項目を一覧で整理します。すべての家庭に当てはまるわけではありませんが、「なんとなく付けている」ものが含まれていないかチェックしてみてください。

項目 動画での結論 主な理由
①外構の過剰な照明 入れすぎ注意 住宅側の玄関灯やセンサーライトで足りることが多い
②床暖房 基本的に不要 制御機器が故障しやすく、修理できなくなるリスク
③豪華すぎる駐車場・アプローチ 予算のかけすぎ注意 意図のない装飾・資材は費用対効果が低い
④トイレのフタ自動開閉 なくてもよい 数万円の差。自分で開閉すれば困らない
⑤浴室テレビ ほぼ不要 実際にはほとんど見ない。故障時の交換も大変
⑥キッチン内蔵の浄水器 選択肢のひとつ 卓上型のウォーターサーバーの方が使いやすい場合も
⑦屋外の物干しスペース 不要な家庭が多い 室内乾燥が主流。花粉や汚れの付着を避けられる
⑧浅型の食洗機 タイプ次第で不要 容量不足だと結局手洗いになる
⑨スマートロック等の電子機能 入れすぎ注意 電池切れ・停電時に使えなくなる
⑩置き型(ベッセル)洗面ボウル 実用性は低め 隙間に汚れがたまり、水はねしやすい

①外構の照明はいくつ必要?つけすぎない方がいい理由

袖ケ浦市の参考施工写真:植栽と照明のあるアプローチ
参考施工写真|袖ケ浦市・植栽と照明のあるアプローチ。施工事例の詳細を見る

外構のプロである動画の出演者が最初に挙げたのが、無駄な照明でした。意外に思われるかもしれませんが、外構照明はたくさん入れれば良いというものではありません。

理由は、現在の住宅は建物側で照明計画がかなり完結しているからです。玄関まわりのダウンライト、建物の角に付くセンサー付きスポットライトなど、標準仕様の段階で外まわりが十分明るく設計されているケースが多いのです。そこへさらに門柱灯や地中埋込みのライトを足していくと、明るすぎる上に費用だけがかさみます。

外構照明の判断基準は「足元が真っ暗にならないか」

動画で示された基準はシンプルで、道路から玄関ポーチまでの動線で、足元が見えないほど暗くならないこと。ほわっとした明かりが灯る程度で十分という考え方です。予算が限られるなら、シンボルツリーの足元に据えるガーデンアップライト(樹木を下から照らす据置き型の照明器具)を1台入れるだけでも、夜の雰囲気は大きく変わります。

スポットライトは「配光角度」で仕上がりが変わる

袖ケ浦市の参考施工写真:間接照明のあるデッキ
参考施工写真|袖ケ浦市・間接照明のあるデッキ。施工事例の詳細を見る

もう一点、専門的で重要なのが配光角度です。スポットライトはひとくくりに見えて、光をまっすぐ細く飛ばすタイプから、広い範囲をやわらかく照らすタイプまで種類があります。大きな樹木に対して光の届かない器具を選んでしまうと、せっかく照明を入れたのに樹冠まで明かりが届かない、という失敗につながります。

  • 高木・シンボルツリー:光が遠くまで届く狭角タイプが向く
  • 低木や壁面のワイドな演出:広角タイプが向く
  • 色温度(電球色か昼白色か)で建物の印象も変わる

照明は本数ではなく、1台をどこにどう向けるかで完成度が決まります。当店では夜の見え方まで想定してプランをお出ししていますので、実際の仕上がりは千葉木更津店の施工事例もあわせてご覧ください。

②床暖房はいらない? 故障リスクとメンテナンスの問題

②床暖房はいらない? 故障リスクとメンテナンスの問題:住み始めてからも考える住み始めてからも考える01暮らし方02維持費03交換と修理
考え方の図解|②床暖房はいらない? 故障リスクとメンテナンスの問題

住宅側のプロが「入れない方がいいと言い切る」と語ったのが床暖房です。理由は快適性ではなく、壊れたときに直せるかどうかにあります。

床下に敷かれた温水配管そのものは、基本的に壊れにくい部分です。問題になるのは、その温水を循環させ制御する機器の方。動画では、会社員時代に多数の床暖房付き物件を手がけたものの、その床暖房を製造していた会社が倒産してしまい、年数が経過するにつれて機器が次々と不具合を起こし、修理できずにそのまま使えなくなった事例が語られていました。

床暖房は「有名な作り手」が思い浮かびにくい

外構の世界では大手建材メーカーの名前がすぐ挙がりますが、床暖房となると誰もが知る製造元が思い浮かびにくい、という指摘も印象的でした。中小規模の会社が手がけているケースが多く、事業撤退や倒産があると部材供給が止まりメンテナンスできなくなる——これが最大のリスクです。逆に、床暖房を自社で開発・製造している大手ハウスメーカーであれば、その点は比較的安心といえます。

床暖房なしでも足元が冷たくならない家はつくれる

では床暖房がないと冬は寒いのかというと、動画の出演者の自宅は暖房はエアコンのみ。それでも床が冷たくならないそうです。理由は床下に換気設備を設けているから。近年の換気システムは、排出する室内の暖かい空気で取り込む外気を温める仕組み(熱交換)を持ち、その少し温まった空気を床下に送ることで、床が冷えきらない状態をつくれるという説明でした。

ポイントは、床暖房の要不要は建物の断熱性能と構造次第で決まるということ。断熱と換気にきちんと投資すれば、後々の故障リスクを抱える設備に頼らずに済む可能性があります。

③駐車場とアプローチにお金をかけすぎていませんか

木更津市の参考施工写真:玄関へ続くアプローチ
参考施工写真|木更津市・玄関へ続くアプローチ。施工事例の詳細を見る

外構側で挙げられたのが、駐車場・アプローチへの過剰な投資です。動画では「そこは耐久性の高い仕上げにしなくてもよかったのでは」「その装飾はいらなかったのでは」という現場を見かける、という話が出ていました。意図があって選ばれた仕上げなら問題ありませんが、目的が曖昧なまま金物や資材が盛り込まれていると、費用対効果が下がってしまいます。

駐車場は基本的に車を停めておくための場所で、来客も含めた第一印象を左右するのは主に門まわり・アプローチの一部・植栽です。そのため、面積の大きい駐車スペースは必要十分な仕様に抑え、浮いた予算を次のような部分へ回す方が満足度は高くなります。

  • 門柱・表札・ポスト・宅配ボックスなど毎日触れる部分
  • 目隠しや境界まわりなど、暮らしの安心につながる部分
  • 勝手口や物置まわりの動線、通路の使いやすさ
  • 将来の車の増減に対応できる余白の確保

「どこにお金をかけ、どこを抑えるか」の判断は、外構全体の設計思想に関わります。考え方は『千葉の庭づくり専門店が語る、失敗しない外構選びの考え方』や、将来の変化まで織り込む『庭づくりは20年後を見据えて。専門店が教える長期視点の設計術』でも詳しく紹介しています。

④トイレのフタ自動開閉は必要? 数万円の差をどう考えるか

④トイレのフタ自動開閉は必要? 数万円の差をどう考えるか:設備選びの確認ポイント設備選びの確認ポイント01使い勝手02掃除の手間03維持管理
考え方の図解|④トイレのフタ自動開閉は必要? 数万円の差をどう考えるか

タンクレストイレでは自動洗浄はほぼ標準的に備わっていますが、フタの自動開閉はグレードを一段上げないと付かない場合があります。その差額は数万円規模。動画では「男性も座って用を足すことが増えた今、自分で開ければ困らないのでは」という現実的な意見が出ていました。

もちろん、自動開閉が好きな方には価値があります。問題は「開いた方がかっこいい」という感情だけで選んでいないか。こうした小さな上乗せが家中で積み重なると、最終的な総額は大きく変わります。予算を抑えたい場面では、真っ先に検討すべき項目のひとつです。

⑤浴室テレビは本当に見る? 実際に設置した人の本音

⑤浴室テレビは本当に見る? 実際に設置した人の本音:設備選びの確認ポイント設備選びの確認ポイント01使い勝手02掃除の手間03維持管理
考え方の図解|⑤浴室テレビは本当に見る? 実際に設置した人の本音

動画では、実際に自宅の浴室にテレビを設置した出演者が「ほとんど見ていない」と語っていました。理由は次の通りです。

  • 長風呂をする機会自体が少なく、シャワーで済ませる日も多い
  • 浴室は暑いので、早く出てリビングで見た方が快適
  • 子ども世代は地上波よりも動画配信サービスを見る時間が長い
  • 機械である以上いつかは壊れるが、浴室内の機器交換は簡単ではない

設置直後はテンションが上がって使うものの、しばらくすると電源を入れずに出てしまう——これは浴室テレビに限らず、家づくりのオプション全般に共通する落とし穴です。

⑥キッチン内蔵の浄水器と卓上ウォーターサーバーの比較

⑥キッチン内蔵の浄水器と卓上ウォーターサーバーの比較:毎日の使い方から考える毎日の使い方から考える01家事の動線02使う頻度03お手入れ
考え方の図解|⑥キッチン内蔵の浄水器と卓上ウォーターサーバーの比較

浄水機能は今や必須と考える方が多い設備です。キッチン一体型のタイプは、1本の水栓で水道水と浄水を切り替えられ、価格も比較的抑えやすいという利点があります。

一方で動画では、最近導入した卓上型のウォーターサーバーが非常に使いやすかったという体験が語られていました。コンパクトでテーブルの上に置け、飲食店でコップに水を注ぐような感覚でいつでも水が飲める点が高評価。キッチンまで行かなくても水が手に入るという生活動線の変化が、満足度につながっているようです。

つまり、内蔵浄水器が悪いのではなく、「どちらが自分の暮らし方に合うか」を比べてから決めるべきということ。設備は建物に固定すると後から変更しにくいため、置き型で代替できるものは慎重に検討する価値があります。

⑦外の物干しスペースはいらない? 花粉と生活スタイルの変化

富津市の参考施工写真:屋根のあるデッキ空間
参考施工写真|富津市・屋根のあるデッキ空間。施工事例の詳細を見る

外構の相談でも「物干しスペースはどうしますか」とよく聞かれますが、動画では屋外の物干しは不要という家庭が増えているという見解でした。

  • 浴室乾燥や室内干し用の設備が普及し、天候に左右されずに乾かせる
  • 花粉が付着せず、道路沿いでも汚れの心配がない
  • 共働き世帯では、日中に出し入れする時間が取りにくい

特に花粉の時期は「布団はふかふかなのに、目に見えない花粉のせいで眠れない」という切実な声も。天日干しでダニが死滅するとは限らないという話も出ていました。外に干す習慣がない家庭なら、屋外の物干し場は思い切って計画から外すのもひとつの判断です。

ただし、布団や大物だけは外に干したい、という方もいます。その場合は屋根付きのテラス空間として計画すると無駄になりません。家族の使い方に合わせた庭の考え方は『新築の庭づくりで大切なことは?家族みんなが使いやすい庭の考え方【木更津】』でも紹介しています。

⑧食洗機はいらない? タイプ選びで満足度が真逆になる

⑧食洗機はいらない? タイプ選びで満足度が真逆になる:毎日の使い方から考える毎日の使い方から考える01家事の動線02使う頻度03お手入れ
考え方の図解|⑧食洗機はいらない? タイプ選びで満足度が真逆になる

食洗機については「不要」ではなくタイプ次第という結論でした。大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 浅型(引き出して上から入れるタイプ):容量が小さく、動画では「入れるくらいならなしでもよい」との評価
  • 深型:浅型より容量は増えるが、家族構成によっては物足りない場合も
  • フロントオープン型(手前に開いて数段のカゴが出てくるタイプ):容量が大きく、動画では「入れるならこれ」と推奨

もともとフロントオープン型は海外製が中心でしたが、近年は国内メーカーからも同形式の製品が登場し、選びやすくなっています。食洗機を入れる目的は家事の軽減。入りきらずに結局手洗いすることになるなら、本来の目的を果たせません。容量を最優先に選ぶのが失敗しないコツです。

なお、動画では「予洗いをしっかりしてから入れてしまう」という日本人あるあるも話題に。しっかり洗ってから入れると、その手間の分だけメリットが薄れてしまいます。

⑨スマートロックなど電子機能は入れすぎない

⑨スマートロックなど電子機能は入れすぎない:使う場所から計画する使う場所から計画する01設置する場所02必要な機能03将来の変更
考え方の図解|⑨スマートロックなど電子機能は入れすぎない

玄関の電子錠、スマートフォンでの解錠、外構の電気錠など、スマート機能は確実に便利です。しかし動画では、実体験として電池切れで自宅に入れなくなったというトラブルが語られていました。反応はするのに解錠できず、購入以来はじめて物理キーを取り出したそうです。

停電や災害時も同様です。すべての出入口を電子化してしまうと、いざというときに自分の家に入れなくなる恐れがあります。便利さとアナログの安心を適材適所で組み合わせる——これがスマート機能との付き合い方です。門扉や勝手口など、外構側の出入口を計画するときも同じ考え方が当てはまります。

⑩ベッセルタイプの洗面台は後悔しやすい?

⑩ベッセルタイプの洗面台は後悔しやすい?:設備選びの確認ポイント設備選びの確認ポイント01使い勝手02掃除の手間03維持管理
考え方の図解|⑩ベッセルタイプの洗面台は後悔しやすい?

ベッセルタイプとは、ホテルでよく見るカウンターの上に洗面ボウルを置いたデザインのこと。SNSでもおしゃれな住宅で採用例が多く、憧れる方の多い仕様です。

ただし、実際に毎日使っている立場からの評価は「見た目だけ」。理由は次の通りです。

  • カウンターとボウルの隙間(シーリング部分)にホコリや髪の毛がたまる
  • ボウルが浅いため、髪を洗うような使い方をすると水はねでびしょびしょになる
  • 掃除の手間が増え、日常のストレスにつながりやすい

そのため動画では、カウンターと一体成形で、ボウルが深いタイプの方がデザイン面でも使いやすさでも優れているという結論でした。どうしてもベッセルタイプが好きで、こまめに掃除できる方なら選ぶ価値はありますが、家事負担を減らしたいなら一体型が無難です。

お風呂に窓はいらない? 視聴者コメントへの回答

お風呂に窓はいらない? 視聴者コメントへの回答:設備選びの確認ポイント設備選びの確認ポイント01使い勝手02掃除の手間03維持管理
考え方の図解|お風呂に窓はいらない? 視聴者コメントへの回答

動画後半では、視聴者から寄せられた「窓のない浴室はビジネスホテルのようで気分が良くない」というコメントに答えていました。回答は浴室の位置と、その家の人が何を大切にするかで決まるというもの。

  • 北向き道路の土地では、リビングを南に配置する関係で浴室が道路側(北面)に来やすい
  • 浴室の窓は小さく、建物正面にポツンと付くと外観のデザイン性を損なうことがある
  • 窓があると「ここが浴室」と外から分かるため、防犯・防音面で窓を設けない選択をする人もいる
  • 断熱性能だけで比べれば、壁より窓の方が不利になるのは事実

ただし、外の空気を入れたい、開放感がほしい、気分が上がるという方にとっては、窓は付けた方が満足度が高くなります。断熱面は懸念材料のひとつとして把握したうえで、暮らし方の優先順位で判断するのが現実的な結論です。外から見える・見えないという発想は、外構の目隠し計画とも共通します。詳しくは『目隠しフェンスでよくある失敗10選|外構専門店が教える後悔しない選び方【木更津】』もご覧ください。

給湯はエコキュートとガス、どちらが得? 地域差に注意

給湯はエコキュートとガス、どちらが得? 地域差に注意:住み始めてからも考える住み始めてからも考える01暮らし方02維持費03交換と修理
考え方の図解|給湯はエコキュートとガス、どちらが得? 地域差に注意

あわせて話題になったのが給湯設備です。動画ではエリアによって最適解が変わると説明されていました。電気料金が比較的安い地域ではエコキュートがほぼ一択になる一方、ガスがすでに敷地内へ引き込まれている地域では供給コストを抑えられ、ガス給湯の方が有利になる場合があるという内容です。

機能面では、ガスの方がすぐにお湯が沸くという長所があります。ネット上の「◯◯が正解」という情報は、その人が住む地域の事情を前提にしていることが多いもの。自分の土地の条件で比較するのが失敗しない考え方です。

削った予算はどこへ回す? 木更津市・千葉市での外構の考え方

削った予算はどこへ回す? 木更津市・千葉市での外構の考え方:予算を整理する予算を整理する01必要な工事02選ぶ仕様03進める時期
考え方の図解|削った予算はどこへ回す? 木更津市・千葉市での外構の考え方

いらないオプションを見直して浮いた予算は、そのまま貯蓄に回すのも正解ですが、入居後すぐに効いてくる外構に回すのも有効です。建物が完成しても、駐車場・アプローチ・境界まわりが整っていなければ、暮らしの快適さは半分しか実現しません。

  • 雨の日に濡れずに車から玄関まで行けるか
  • 自転車やベビーカーの置き場は確保できているか
  • 道路や隣地からの視線を、必要な場所だけ遮れているか
  • 草が生えて手に負えない面積を残していないか

敷地に余裕がある土地では、広さの活かし方でコストも印象も大きく変わります。その考え方は『広い敷地を活かす外構デザインのコツ|木更津で後悔しない庭づくり』にまとめています。

外構のノエル千葉木更津店は木更津市を中心に房総エリアを、外構のノエル千葉中央店は千葉市中央区・緑区などを担当しています。プラン内容や優先順位のご相談は公式LINEでのご相談から承っています。

まとめ|「見た目・気分」で選んだ設備から見直すと予算は必ず整う

まとめ|「見た目・気分」で選んだ設備から見直すと予算は必ず整う:予算を整理する予算を整理する01必要な工事02選ぶ仕様03進める時期
考え方の図解|まとめ|「見た目・気分」で選んだ設備から見直すと予算は必ず整う

家づくりでいらなくなるオプションの多くは、機能ではなく気分で選ばれた設備です。 照明の入れすぎ、床暖房、豪華すぎる駐車場、トイレのフタ自動開閉、浴室テレビ、外の物干し、浅い食洗機、電子化しすぎた出入口、置き型の洗面ボウル——動画で挙げられた10項目に共通するのは、「入居後に使う頻度」と「壊れたときに直せるか」という2つの視点が抜け落ちている点でした。

逆に言えば、この2つを基準に一つずつ検討すれば、無理な我慢をしなくても総額は自然と整っていきます。浮いた予算を暮らしの動線や外構に回すことで、住み始めてからの満足度はむしろ上がります。今回ご紹介した内容は動画で実体験とともに語られていますので、ぜひ本編もご覧ください。ご自宅の計画に落とし込む具体的なご相談は、外構のノエル千葉木更津店までお気軽にお問い合わせください。

本記事で扱う動画の話題・発言内容の一次情報は、ノエル公式YouTubeチャンネルの元動画「【注文住宅】家づくりでよくある本当にいらないオプション10選!福井の住宅プロが教える実は不要な住宅設備とは?【浴室/床暖房/トイレ/照明/駐車場/食洗機】【マイホーム】【ノエル福井店|ノエル千葉店】」です。YouTube動画は商品価格・メーカー仕様・廃番・法令の公式根拠ではありません。これらは記事内に明示した各メーカー・行政の公式URLで確認し、費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

床暖房は本当にいらないのですか?

動画では、温水配管より制御機器が故障しやすく、作り手が小規模だと修理不能になる例があるため慎重にとの見解でした。断熱と換気を整えれば床が冷えにくい家はつくれます。

外構の照明は何台くらい入れればいいですか?

台数より配置が重要です。道路から玄関ポーチまでの足元が真っ暗にならない程度が目安で、予算が限られるならシンボルツリーの足元を照らすガーデンアップライト1台でも印象は大きく変わります。

食洗機は入れない方がいいのでしょうか?

タイプ次第です。容量の小さい浅型は入りきらず結局手洗いになりがちなため、入れるなら深型、または手前に開いてカゴが数段出るフロントオープン型が動画では推奨されていました。

浮いた予算は外構に回した方がいいですか?

入居後すぐ使う部分なので有効です。駐車場は必要十分な仕様に抑え、門まわりや目隠し、雨の日の動線など毎日効いてくる機能面へ配分すると満足度が上がります。

外構の相談はどこにすればよいですか?

外構のノエル千葉木更津店は木更津市を中心とした房総エリア、外構のノエル千葉中央店は千葉市エリアを担当しています。ご相談は公式LINEから受け付けています。

この記事のもとになった動画

動画の見どころ(クリックで再生)

  • 0:00 いらないオプション10選とは
  • 1:24 ①無駄な外構照明
  • 3:28 ②床暖房が不要な理由
  • 6:56 ③駐車場への予算のかけすぎ
  • 7:52 ④トイレのフタ自動開閉
  • 9:46 ⑤浴室テレビ・⑥浄水器
  • 13:59 ⑧食洗機・⑨スマート機能
  • 16:57 ⑩ベッセル洗面台と質問回答
動画の内容を詳しく読む

動画の字幕を読みやすく整えた内容です。商品仕様・数値は動画と一次情報をご確認ください。

本日は「家づくりでよくあるいらないオプション10選」というテーマでお話しします。住宅展示場に行くとオプションと呼ばれる設備が盛りだくさんで、あれもこれも入れたくなります。ただ、かっこいいから、おしゃれだからという理由だけで盛り込むと、実は使わなかった、いらなかったとなり、無駄なコストになってしまう可能性があります。

1つ目は無駄な照明です。外構の照明はつけすぎなくてもいいと思っています。今は住宅側で完結していて、玄関のダウンライトや建物の角のセンサー付きスポットライトなど、意外と明るく設計されている場合が多い。そこにさらに門柱灯や埋め込みライトを足すのは多すぎます。ポイントは、玄関ポーチまでの動線で足元が真っ暗にならない程度、ほわっとした明かりが灯ればいい、という感覚です。予算があるならシンボルツリーの足元に入れるガーデンアップライトを1つ。スポットライトは配光角度によって光の届き方が全然違い、大きな植物には光が届かないタイプもあります。まっすぐ光を当てるタイプから広範囲を照らすタイプまであるので、明るさと照らす範囲までこだわりたい。ただ、アップライトが1つあれば周辺は意外と明るいので、無理にたくさん入れる必要はありません。

2つ目は床暖房。私はいらない派で、入れない方がいいと言い切るぐらいです。もちろん建物の断熱性や構造次第ですが、私の考える家ではいりません。理由はまず壊れること。お湯を回す配管自体は壊れませんが、それを動かす制御の機器が壊れるリスクがあります。会社員だった頃に多くの床暖房付き物件を手がけましたが、その作り手が倒産してしまい、年数が経つとどんどん壊れていき、直すことができませんでした。床暖房に頼りすぎる家は良くないと思います。私の家は床暖房なしでエアコンだけですが、床は冷たくなりません。床下に換気設備を入れていて、今の換気設備は暖まった空気をそのまま捨てず、入ってくる空気を温めます。その少し暖まった空気を床下に出しているので、暖かくはならないけれど冷たくはならない。怖いのは、床暖房の有名な作り手が思いつかないこと。外構ならすぐ大手の名前が出ますが、床暖房は中小企業が作っているパターンが多く、メンテナンスができなくなるサイクルになりがちです。自社で作っている大手ハウスメーカーなら安心できると思います。

3つ目はお金をかけすぎな駐車場。駐車場やアプローチに無理に予算をかけなくてもいいと思っています。意図があればいいのですが、無駄に金物が入っていたり、資材の贅沢な無駄遣いになっている現場も多い。それなら門柱や機能面に投資して、使いやすさや機能性の向上にお金を振りたいです。

4つ目はトイレのフタの自動開閉。自動洗浄はどの機種にも付いていますが、自動開閉はワンランク上げないと付かない場合があり、数万円プラスになります。最近は男性も座って用を足すようになってきたので、自分で開ければよくないですか。開けしめができるかどうかで数万円変わるなら、アナログでいいと思います。家づくりは金銭感覚が少し狂って、本来自動で開かなくても困らないのに開いた方がかっこいいと感じてしまう。小さな積み重ねで数百万円変わります。数万円の差は、子どもに人気のゲーム機を買ってあげられるかどうかの差。そう考えると大きいですよね。これが罠です。

5つ目は浴室のテレビ。うちにはありますが見ていません。長風呂の機会も少ないですし、最初はテンションが上がって見たものの、暑いから早く出てリビングで見た方がいい。機械なので壊れますし、簡単には直せません。子どもも地上波よりサブスクや動画サイトを見ています。シャワーで済ませる日も多く、そもそもつけずに出てしまいます。

6つ目はキッチン内蔵の浄水器。1つの水栓で水道水と浄水を切り替えられ、価格も比較的抑えられるので非常にいいのですが、最近卓上型のウォーターサーバーを入れたらこれがめちゃくちゃ良かった。コンパクトでテーブルの上に置け、飲食店でコップに水を入れる感覚で常に水が飲めます。今はこちらをおすすめします。

7つ目は外での物干しスペース。外で干す機会はだいぶ減りました。昔は室内で乾燥させる方法がなかったので屋外に干すしかありませんでしたが、今は室内で乾燥でき、花粉も付かず汚れも付かない。完全室内干しの方がいいという方も多い。私は花粉が本当に嫌です。布団はふかふかでも見えない花粉で眠れない。太陽の光ぐらいではダニは死滅しないとも聞きます。外に干す習慣がない方はいらないと思います。

8つ目は食洗機。タイプによってはいらない、ということです。種類は3パターンほどあり、よく見る上から開ける浅型は本当にいりません。入れるくらいならなしでもいい。入れるなら深型、さらに最近のフロントオープン型は手前に開いてカゴが数段出てきます。海外製が有名で流行しましたが、数年前に国内メーカーからも同形式が出てからは、ほとんどそちらになっています。それなら入れるべきです。何のために入れるかといえば家事の軽減。入りきらないと結局手で洗うことになるので、容量はあった方がいい。きれいに洗ってから入れる方もいますが、それでは意味が薄れます。

9つ目はスマート機能。電子錠や携帯でのロック解除は便利ですが、充電切れや停電で困る場面があります。私も自宅の玄関の鍵の電池が切れたのか、反応はするのに入れなくなり、初めて物理キーを出しました。入口を全部電子錠にすると、災害時などに自分の家なのに入れなくなる。適材適所で、アナログの方が使い勝手がいい場面もあります。

10個目はベッセルタイプの洗面台。ホテルにあるようなカウンターの上に器が置いてあるタイプです。SNSでもおしゃれな住宅でよく採用されていますが、実際に毎日使うと汚れます。洗面は髪も触る場所で、カウンターと器の隙間にホコリや髪の毛がたまる。しかもベッセルタイプは浅いので、髪を洗うと水はねでびしょびしょになります。本当に見た目だけだなと。これを選ぶくらいなら一体型で深くなっているタイプの方が、デザイン的にも使いやすさでも一番いいと思います。見た目を取るなら、そしてきちんと掃除できるまめな方ならありです。

最後に視聴者コメントへの回答です。給湯はエリアによります。電気が安い地域ではエコキュートがほぼ一択ですが、ガスがすでに宅内へ引き込まれている地域では安く、意外とガスの方が安かったり、機能的にもすぐ温まる利点があります。浴室の窓については、北向き道路の土地だと浴室が北面に来やすく、小さい窓が正面にポツンとあるとデザイン性が良くないこともあります。防犯面で、窓があると浴室だと分かるのを避けたい方もいます。ただ気分が上がるという方はつけた方がいい。窓がないと閉鎖的になりますし、外の空気を入れたいなら必要です。断熱性だけで見れば壁より窓の方が不利なので、そこは懸念材料として入れてください。

動画の出演者・解説者

中島秀人(外構のノエル千葉木更津店・外構のノエル千葉中央店 担当/2nd space株式会社)
千葉県木更津市を拠点に、新築外構・エクステリア・お庭づくりのプランニングから現場管理までを担当。外構のノエル公式YouTube「ミワの庭【外構デザイナー】」に出演し、代表の三輪禎希と外構の考え方を発信しています。

この記事は出演動画と店舗の公式情報をもとに、当店編集部が構成しています。動画の内容と一般的な補足を区別して掲載しています。

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